随筆/雑記

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世界文学紀行(13) マレーシア・サンダカン 十河和夫記

『サンダカン八番娼館』山崎明子著 筑摩書房 映画でも小説でも最初が大事だ。この本は、こう始まっている 「底辺女性史のプロローグ  <からゆきさん>と呼ばれた一群の海外売春婦について書こうとして、いま、こうして机に向かってみると、...
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世界文学紀行(12)タイ・ソンクラー 十河和夫

『深夜特急2マレー半島・シンガポール』沢木耕太郎著 新潮文庫 僕の一人旅の教科書は、沢木耕太郎『深夜特急』だ。この本で、ぼくは一人旅の・厳しさ・出会いを大切に・引き際が大事・等々、いろいろなことを教わった。 本の中で紹介された町...
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世界文学紀行(11)パリ・モンマルトル 十河和夫 記

『壁を抜ける男』マルセル・エーメ著 山崎庸一郎訳 昭和37年10月30日初版                世界短編文学全集7(フランス文学20世紀)に収録 映画には読んでから観るか、観てから読むか?という台詞があるが、文学散歩...
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世界文学紀行(10)パリ、モンパルナス墓地 十河和夫 記

『嘔吐』サルトル著 白井浩司訳 サルトル全集第6巻 昭和40年10月10日 『第二の性』シモーヌ・ド・ボーヴォワール, 生島 遼一 / 新潮社  『嘔吐』(おうと、La Nausée) 実存主義者の小説家サルトルが193...
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世界文学紀行(9)マレーシア:キャメロン・ハイランド 十河和 夫 記

熱い絹(上)(下)松本清張  (講談社文庫) 文庫 「熱い絹」は、キャメロン・ハイランドで忽然と消えたタイ・シルク王ジム・トンプソン失踪事件を下敷きに、著者が組み立てたミステリー長編である。ジム・トンプソンは謎の多い人物で、失踪の謎に...
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世界文学紀行(8)マレーシア:バトバハ  十河和夫 記

『マレー蘭印紀行』金子光晴 中公文庫1999年4月10日11版                 センブロン河  川は、森林の脚をくぐって流れる。‥‥泥と、水底で朽ちた木の葉の灰汁をふくんで粘土色にふくらんだ水が、気のつかぬくらい...
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世界文学紀行(7)ビルマ:マンダレー、バガン、バゴー 十河和 夫 記

『ビルマの竪琴』竹山道雄著 新潮文庫 平成22年6月10日 百三刷 ビルマ:マンダレー、バガン、バゴー ビルマ(ミャンマー)の軍隊によるクーデータが終結しそうにない。 つい最近まで、軍事独裁政権を強いてきた軍隊だ。「我々は...
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世界 文学紀行(6)フィリピン、レイテ島・セブ  十河和夫 記

「レイテ戦記 (上)(中)(下)」大岡昇平 中公文庫 2004年11月 24刷 名著と言われている作品の中には読んでいる人は少ないという本もある。 今回紹介する『レイテ戦記」もその内の一冊だろう。 10年以上前にセブの語学...
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世界文学紀行(5)タイ・バンコク 十河和夫 記

『愉楽の園』宮本輝 文藝春秋 1989年5月15日 第三刷 Lsc会員にも宮本輝ファンは多いと思う。僕は、『泥の河』『道頓堀川』時代からのファンだ。大阪を舞台とした作品が多いのでとっつきやすい、最近では十三を舞台にした『骸骨ビルの庭』...
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世界文学紀行(4)印度・ベナレス 十河和夫 記

『暁の寺・豊穣の海(三)』三島由紀夫 新潮文庫 平成19年2月10日 52刷 『豊穣の海』文庫本で、森川達也はこう解説している。 「まぎれもなく、タイ・印度体験ことに印度における「ベナレス」体験であった、と思われる。年譜によれば...
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