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地中海クルーズ・船旅を楽しむ(動画付) 大阪府 高田幸夫 記

ヨーロッパ/アフリカ

 3年前に地中海クルーズの予約を入れていたが、プリンセス号内の大量のコロナ感染者発生により中止となった。延び延びになっていたが、今年(2023年)の7月にようやく実現できた。
 大型客船に乗ってのクルーズ旅行は、カリブ海、北米東海岸、アラスカ、北欧、エーゲ海・・・などを体験し、今では海外旅行の一つのスタイルとしてハマっている。地中海の国々には度々訪ねているが船旅となると別の味がある。

ゆきお
ゆきお

 本稿はこれからクルーズ旅行を楽しみたい方のために参考になればと思って、今回の地中海クルーズと今までの体験を基に書いた。

🔳クルーズ旅行の醍醐味

 大型客船は船自体がまるで海の上を動くモール街という感じである。幾つものレストラン、プール、エンターテイメント施設、ジム、ショップ、カジノ・・・。私は特に夏のクルーズ旅行が大好きである。屋外デッキに出ると爽やかな風を浴びて異国の人とワイワイ楽しむ。泳いだりプールサイドで本を読んだりしてのんびり過ごせる。時にはディスコサウンドに乗って踊ることも・・・。

🔳クルーズ船の良さは

  • なんといっても荷物を船に乗せたまま、手ぶらで観光出来ることである。そして、寝ている間に次の観光地へ移動する。
  • 更に付け加えると食べ放題・飲み放題(船種にもよる)、毎日豪華なディナーが楽しめる。下船すると体重が2~3kgも増えていることも・・・。
  • そして、船内で繰り広げられる豪華なショウやイベントである。退屈すること全くない。

 一方、クルーズ船のデメリットもある。

  • 夜の観光が出来ない
  • 内陸地に深く入り込むには難がある。
  • キャンセル料が早くから発生する

 船酔いが心配という人が多いが、大型客船では揺れは殆ど感じない。夜間航行するが、眠れなかったことは一度もない。

🔳MSCWorldEuropaという船は?

 私たち夫婦が乗った船はイタリアの会社が運営するMSC  WorldEuropaという船です。特徴は、二酸化炭素の排出の少ない地球に優しい(世界で唯一の)LNG客船である。
 イタリア船ならではの陽気なフレンドリーなカジュアルな雰囲気が船いっぱいに漂っている。船内はシックでモダンなインテリアデザインになっていた。レストランは幾つもあり、イタリア船ならではのシェフ自慢のイタメシも数々と味わった。驚いたことに船内にはビール醸造所があり、洋上産のオーシャンビールを味わうことが出来た。

幸夫
幸夫

詳しくは、文末のビデオ動画をご覧ください。

🔳便利なクルーズカード

 一旦船に乗ると現金不要!クルーズカードにクレジットカードを登録するのでサイン一つでOK!支払いは最終日にまとめて支払う。クルーズカードは寄港地の下船乗船時のパスポート替わりにもなる。シアターの予約にも使える。(個人情報保護のために乗客には公開されていないが)個人が船内のどの位置にいるか確認も取れる仕組みになっている。

🔳豊富なエンターテイメントとアクティビティ

 MSCには三つのシアターがある。サーカス、オペラ、ミュージカル・・・日替わりのパフォーマンスを楽しむことが出来る。ディナーの後は船内散策、その後シアターで目を見張る迫力のショウに毎日酔いしれた。ショウマンと一緒になって楽しむこともできる。言葉が分からなくても感動の連続である。最新鋭のディスプレイが素晴らしい。
 船内のあちらこちらでいろんなイベントが開催されている。贅沢なパブリックスペースを散策したりショッピングを楽しんだりするのも良い。

観客も一体となって盛り上がりました

🔳船内新聞

 毎晩客室に船内新聞(英字であるが、日本人スタッフがいると日本語版も)が配られる。翌日の船内情報、寄港地情報、天候なとや見逃せない情報が満載である。夜のショウやイベントの予約は船内新聞を見てアプリで予約した。

🔳服装(ドレスコード)

 大型客船に乗ると服装を気にする人も多い。カジュアル船であれば基本は自由である。しかし、折角の船旅である。ちょっとおしゃれに着こなして、ディナーや夜の船内散策するのも楽しみの一つである。
 MSC船のドレスコードは以下の4つでした。男女問わず服装を変えると気持ちも変わる。

  • ガラ(GALA)・・・いわゆる正装のことで、男性はダークスーツ、女性はロングドレス丈の長いワンピースなど・・・和服姿であれば大受け間違いなしです。 
  • テーマ(Theme)・・・その日のイベントに合わせた服装、船内新聞に掲載されます。MSCクルーズでは「ホワイト」と「フラワー」がありました。ホワイトデイの夜は白一色の服装に、「フラワー」デイでは花柄の服装の人がいっぱいに・・・花柄の服が持っていなかったので、古着屋さんで超安く調達して楽しんだ。
  • インフォーマル(Informal)・・・日本で云えばおしゃれなレストランやホテルに行くときのスタイル 男性はジャケット、女性はワンピース、スーツなど
  • カジュアル(Casual)・・・普段着で可、但し夕食はちょっとおしゃれに
テーマは「ホワイト」プロムナードストリートは白の衣装一色
テーマは「フラワー」パーティー会場は花柄の衣装の人でいっぱい!

🔳スポーツジムやスパも

 船内だけで過ごすと運動不足になる。私は毎日早朝にジム通いをした。ヨガ教室やストレッチ体操などインストラクターが丁寧に指導してくれる。スパへ行って全身マッサージにセラピーを受けるのも良い。

🔳ルームサービス/ドリンクパッケージ

 時には朝食はルームサービスをお勧めしたい。前日の夜に指定の用紙に書いて注文すると翌朝に部屋へ届けてくれる。
 ワイン、ビール、ソフトドリンクなとのお飲みものは、ドリンクパッケージの事前予約をすれば、お得に利用できる。ワインなどは乗船中はキープされている。

🔳WIFI環境

 スマホ無しでは毎日が過ごせない人も多い。船内Wi-Fi環境は船によってさまざまであるが、船内通信だけは無料のケースが多い。MSC船は船外との通信は有料しかも8日間1万5千円も支払った。

🔳寄港地観光

今回の地中海クルーズの行程は以下の通りである。このコース巡る船を選んだのはマルタ島、シチリア島、カプリ島の地中海に浮かぶ真珠のような島々を訪ねる旅であることである。

ゆきお
ゆきお

地中海クルーズの船内の様子や寄港地観光を動画(12分)にまとめました。下記の画像をクリックすると動画がご覧いただけます。
スマホで見る人は、スマホを横にして□のマークをクリックすると大画面で見れます。

編集担当: 高田幸夫

ヨーロッパ/アフリカ

コメント

  1. 井藤 正治 より:

    素晴らしいクルーズを楽しまれ、動画が解りやすく最高でした。この内容を見られた方々はクルーズ体験をしたいなぁーっと思われるでしょうね!!

    • 高田幸夫 より:

      井藤様、いろんなクルーズ船に乗ってきましたが、最近の大型クルーズ船はかなりハイテクになってきました。益々ハマってきました。

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