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地中海クルーズ カタコロン(ギリシャ)編 奈良県 後藤繁 記

ヨーロッパ/アフリカ

 クルーズも8日目、今日はカタコロンのオリンピア(ギリシャ)観光に出掛けました。目覚めは午前5時で現在の気温12℃、日中の天気は晴れ曇の予報、観光には丁度良い天候です。

 9時30分に5階プラザデッキへ全員集合し下船、バスの待ち合わせ場所迄少し歩くと、今までは船体の横側からしか見てなかった“エンチャンティッド・プリンセス”の船首が目の前に見え迫力がありました。

 その後現地ガイドのプリミー(?)さんと合流しバスに乗り込み出発、オリンピアについての歴史等を彼女が説明してくれるのですが、英語が早口そして切れ目なく話をするので通訳役のHさんも大変難儀していた様で、まして私は耳が聞こえにくくなっており殆ど分かりませんでした。

 途中でKさんからガイドさんにゆっくりと少しずつ切って、説明して頂くよう依頼されたようですが余り聞き入れてもらえたようには思いませんでした。私は事前に添乗員の鶴川さんから頂いたオリンピアの資料を参考に遺跡の観光をしました。
 資料の一部を紹介しますと、オリンピア都市は4年に1度開催される祭典の発祥地です。現在でも「オリンピックの聖火」はここにある古代オリンピア遺跡のヘラ神殿で採火されています。古代オリンピック競技は裸で行われていたようです。最初の競技大会は神々と英雄の戦いと言われています。そして大会は4年ごとに7月か8月のそれぞれの満月の時期に開催される慣わしでした。大会の前になるとポリス間の全ての戦いを中断するよう告げられたようです。
競技は5日間に渡って行われ、競走、レスリング、格闘技、5種競技、戦車競走、競馬などの運動競技の他に、芸術や文芸のコンテストも行われていました。各種目の優勝者はオリーブの冠を授与され名誉だけのものでした。

私達は各競技が行われていた場所の遺跡の説明を受けながら、3年前に行われた東京オリンピックの聖火採火場所を見学、そして競争が行われた当時のグランドを見ました。

男性の競走用グランドは長さ192.27m 幅28.50mのようです。

ここでもチャレンジ精神旺盛なG嬢は果敢にグランドを走りました。
 次にオリンピア博物館を見学、遺跡発掘時に埋蔵されていた数々の陶器類や彫刻を1時間程かけて見て、古代ギリシャの素晴らしさを体感出来ました。

帰りも同じバスに乗りカタコロンの埠頭近くまで行き、そこで港町を散策する者と帰船する者とに分かれ、私は港町のレストランやお土産屋さんを見物しました。
レストランのメニューはいろいろあって値段は一品€12程が多い様に見受けられました。お土産屋さんも道路の両側に店があり小物品がたくさん並べていました。午後3時頃帰船。

 最後にオリンピアの感想として遺跡は素晴らしと思ったが、ガイドの説明と案内板が全て英語で理解出来ず残念でした。
 編集担当:高田幸夫

ヨーロッパ/アフリカ

コメント

  1. 堀内 法子 より:

    地中海クルーズを楽しまれて居られるご様子が分かりますネ~❗
    チャレンジ精神旺盛なG嬢さんは、
    オリンピック選手のお気持ちだった事でしょう❗👏
    英語ガイドさんの件は残念でしたネ~🤔

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