クラカン(クラシックを聴く会) 十河和夫
「乙女の祈り」の作曲家を知っていますか?
「天国と地獄」の作曲家は?こう聞かれてすぐに答えられますか。
誰もが知っている曲。
でも、ほとんどの人が知らない作曲家。
こんな「トレビアの泉」を教えてくれるのがクラカンです。
第136回クラカンの会に、我々Lsc会員の3名のメンバーが初めて参加しました。
(LSCメンバーは5人ですが、左の3人が初参加)
クラシックを聴く会というので敷居が高かったのですが、下出澄夫さんの熱心なススメで参加させてもらいました。
場所は、関目駅前すぐにある「クラシック喫茶あんさんぶる」です。
名前からしてクラシックの匂いがぷんぷんします。
重厚な木の扉を開けると、そこはクラシック会場です。
サンスイ製の大きなスピーカーが待ち構えていました。
今回は初心者ということで、クラシックとは?クラシックの歴史の講座を用意してくれ
ていました。
「クラシック音楽」とは18世紀から19世紀にかけて、教会や宮廷、サロン、コンサートホールで演奏されたヨーロッパのの音楽だと習いました。
しかし、しかしです、今回の講座ではアジアやラテンアメリカなどで書かれた現代音楽も「クラシック音楽」に含めていたのです。
現代音楽もクラシック音楽!どうです、何をイメージしました。
ここでも誰もが知っているあの音楽でした。
宇宙の彼方からどどーーーとやってくる宇宙船。
そうです、スターウ ォーズのテーマソングです。
講座ではといっても、下出さんが撮り溜めたテレビ番組(クラシックTV)を編集した物ですが、こう言っていました。
ギリシャ時代からの音楽が、6世紀頃から教会音楽(聖歌)に発展。
17世紀あたりから「バロック」時代に。
その後「古典派」にバトンタッチ。
つまり、バッハからモーツァルト、ベートーベン、シューベルト、….とリレーさせて発展させて来たのです。
今もバトンタッチされて活躍しているのが「クラシック音楽」だという講座でした。
ううーーん。クラシックってナウイじゃないかという感想です。
もちろんこんな初心者だけのクラシックだけではありません。
最後は本格的な交響曲を本格的な交響楽団の演奏で聴きました。
まず、シューベルトの「交響曲第8番/未完成交響曲」・「ベートーベンの交響曲第6番/田園」です。
ここで下出さんが、「シューベルトの未完成は第7番に今はなっているようだけど」と
いう発言。僕は????と思いました。
ちなみにここで、問題となっている「番号」というのは、その作曲家がそのジャンルで何曲目に書いた作品であるかを表しています。
クラシックオタク業界では、タイトルよりも何番かだ重要なようです。
その理由知りたいでしょ?知りたい人は次の例会に!
「ああ~第何番目か何処にと呟き、バットマンは去っていく」まるで紙芝居の最後のようですがお楽しみは例会で。
ちゃんちゃんと終わろうと思ったら、「トレビアの泉」の答えをという声が聞こえてきたような。
「乙女の祈り」はテクラ・バダジェフスカ。女性作曲家です。
「天国と地獄」はオッフェンバック。
僕の好きな「ツァラトゥストラはこう語った」はリヒャルト・シュトラウス。
これは、放送局がアンケートした「曲は知っているが作曲家は知らない」の5位以内の作曲家です。(題名のない音楽会より)
投稿:下出澄夫