前回はスロヴェニアの旅をご紹介しました。今回はクロアチアの旅です。
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今日はクロアチアの魅力を巡るモトブンとロヴィニの旅です。
アドリア海沿いの美しい町オパティアから内陸の古都モトブン、そして海辺の宝石ロヴィニへと向かう日帰り旅。朝の澄んだ空気に包まれながら私たちはホテルを出発し、バスでモトブンに向かいました。
モトブン【中世にタイムスリップ】
途中、専用のシャトルバスに乗り換えて、いよいよ丘の上の町モトブンへ。まるで物語のような城壁に囲まれた旧市街地に足を踏み入れると、石畳の小道と赤い屋根が織りなす風景が広がり、一瞬で中世へと引き込まれました。

石畳の小道とトリュフ専門店


イストラ地方の田園風景

聖ステパノ
町の中心部を散策しながら、アートギャラリーやトリュフ専門店でお土産を購入し、小さな工房を除き、丘の展望ポイントへ。
イストラ地方の穏やかな田園風景が広がり、シャッターを何度も切りたくなる絶景でした。
ロヴィニ 【トリュフの香りと海辺の絶景】
モトブンでの散策を終え、再びバスでロヴィニへ。到着後。まずはお楽しみのランチタイム。イストラ名物のトリュフを堪能できるレストランへ。
香りの高いトリュフをふんだんに使ったパスタは、まさに絶品。地元のワインとの相性も抜群で旅の疲れを癒してくれました。

食後は、ロヴィニ旧市街地の入り口のパピル門から、へ石畳の細い道を歩いて丘の上にある街のシンボルである聖エウフェミヤ教会。

聖エウフェミヤ教会

パピル門

パピル門
バラック様式の荘厳な内部を見学した後、鐘楼へと狭い急な木の階段を昇りました。

鐘楼


苦労のかいあってそこからの眺めは、まさに圧巻。アドリア海と赤屋根の旧市街、点在する小島…思わず「ここに住みたい」と思ってしまうほどの美しさでした。


その後、約1時間の旧市街地の散策。路地裏のギャラリーや土産もの店を除きながら、ロヴィニの街の散策を楽しみました。
夕方、ロヴィニを後にしてバスで再びオパティアへ。ホテル近くのレストランでは、新鮮なシーフードをふんだんに使ったディナーとビールを楽しみました。
ラストケ村
オパティアのホテルを出発し、内陸部へ向かうバスの旅は、アドリア海とはまた違った景色との出会いを予感させました。
約3時間後、最初の目的地であるスルニ村のラストケ地区に到着。まるで村全体が水に溶け込んだような、不思議で美しい風景が広がっていました。豊かな湧き水と滝が織りなす景色の中、水車の音を聞きながら散策。自然と共生する家々や水車小屋の風景は、時間を忘れさせるほど魅力的でした。




プリトヴィツェ湖群国立公園(上湖群)
幻想的なラストケ村を後にし、いよいよ旅のハイライト、プリトヴィツェ湖群国立公園へ。エメラルドグリーンやターコイズブルーに輝く16の湖と、それらを繋ぐ無数の滝が織りなす絶景は、まさに絵画のよう。現実離れしたその美しさに、ただただ息をのみました。
この日は上湖群を散策。透明度の高い湖に沈む倒木や水草までくっきりと見える木製の遊歩道を進むと、水の中にもう一つの世界が広がっているような不思議な感覚を覚えました。たくさんの魚(マス)が気持ちよさそうに泳いでいる姿も見られました。






途中、ボートに乗って湖を渡る体験も。頬をなでる風が心地よく、湖の壮大さを肌で感じることができました。
宿泊は公園内のホテル。

夜は人工の光が届かない静かな森に包まれ、見上げれば満天の星空が広がっていました。言葉を失うほどの美しいひとときを過ごし、この日の旅を終えました。
プリトヴィツェ湖群国立公園(下湖群)(世界遺産)
朝、ホテルを出発して向かったのは、世界遺産・プリトヴィツェ湖群国立公園。その中でも、今日は「下湖群」エリアを散策しました。前日に歩いた「上湖群」とは異なり、下湖群は石灰岩の断崖と透明度の高い湖面、そして幾重にも流れ落ちる滝が織りなす、よりダイナミックで華やかな風景が広がっていました。

国立公園湖群-全体図





中でも圧巻だったのが、クロアチア最大の滝「ヴェリキ・スラップ」。高さ78メートルから一気に流れ落ちる水は、目の前で音を立てて岩に砕け散り、その飛沫が陽光に照らされて美しい虹を描き出します。





その壮大な光景を前に、私はただ立ち尽くすばかりでした。自然の力と美しさに、ただただ心を奪われた瞬間でした。
シベニク(世界遺産)
午後はバスで南下し、クルカ川の河口に位置する歴史港町・シベニクへ。石造りの街並みはどこか懐かしく、中世の空気を今に伝えるようでした。




シベニク市庁舎や、ユネスコ世界遺産にも登録されている聖ヤコブ大聖堂では、白い石灰岩でできた彫刻の美しさに見入りました。そして聖ロヴロ教会前のルルドでは、小さな礼拝所と動物用の水飲み場に心が和み、旅の疲れをそっと癒してくれました。





夕方、アドリア海沿いのスプリットに到着し、ホテルでの夕食はバイキング形式。

地元の食材を使った料理を味わいながら、今日一日の風景を思い出してお互い語り合っての食事になりました。
自然と歴史に抱かれたこの日の体験も、きっと一生忘れることのない記憶として、私の中に残り続けると思います。

旅はまだまだ続きます。
第3編をお楽しみに。
編集担当 谷口孝行




