オーストリア・ウィーンの魅力とロングステイ 山田耕作記

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  • 日時: 2021年11月27日(土曜日) 16:30~18:30
  • 講師: イップ・常子氏(オーストリア・ウィーン在住)
  • テーマ: オーストリア・ウィーンの魅力とロングステイ
  • 参加者: 申込者28名(LSC会員) その他イップ・常子の知人76名 合計104名
講師のイップ・常子氏     お世話になった細谷修次氏              総合司会の神原克收

 今回は、「コーカサスの秘境・ジョージア」でお世話になった細谷修次様のご紹介でオーストリア・ウィーンでの生活が50年弱となるイップ・常子様に、現地(時差の関係で早朝)ウィーンより「オーストリア・ウィーンの魅力とロングステイ」について講演をいただきました。イップ・常子様は1973年にウィーン大学に留学され、翌年に当地で結婚されて、現在は7名のお孫さんに囲まれて生活されています。15年ほど前に、公認のガイド資格を取得され、日本からの観光客のガイドをされる一方、磁器の絵付け・民族衣装の創作・料理等の趣味をお持ちです。 
 オーストリアも新型コロナウイルスの感染が再拡大し、11月22日よりロックダウンが実施されていますが、収束後を見据えて「ウィーン観光」と「世界一住みやすい都市に選ばれる理由」について、講演いただきました。

ウィーン観光

旧市街地を環状に取り巻く長さ5.2km、幅57m強の世界一美しい環状道路の中に、世界遺産に指定された観光スポットがあります。

◆シェーンブルン宮殿

幼いモーツアルトはこの「鏡の間」でマリー・アントワネットに求婚したというエピソードは大変有名です。ハスプブルグ王朝の歴代君主が、主に夏の離宮として使用しました。

◆ホーフブルク王宮

もともとはハプスブルク家の居城でしたが、1918年、645年も継続したハプスブルグ帝国の君臨に幕が引かれ、現在は欧州安全保障協力機構(OSCE)をはじめ、宝物館、シシー博物館、世界博物館など様々な博物館などがあります。

◆美術史博物館・オーストリア国立図書館

左美術史博物館: ハプスブルク家の所蔵品の名画など膨大なコレクション。
右国立図書館前広場: 世界一美しいブルンクザールは必見。

◆楽友協会ホール

盛大なニューイヤーコンサート、ウィーン少年合唱団、ウィーンフィルハーモニー等が開催されています。

◆シュテファン大聖堂

ウィーンの中心にあり、教会の塔ではウルム大聖堂、ケルン大聖堂に次いで世界で三番目の高さです。ウィーンのシンボルといわれ、ゴシック様式の大聖堂です。

◆音楽の都

市内の公園等には、ベートーベン、シューベルト、ヨハンシュトラウス、ブラームス等の像が点在しています

◆ザルツブルグと他の州

ウィーンを少し離れる(車で3時間ほど)と
・ウィーンに次ぐ都市、ザルツブルグがあります。ここにはモーツアルトの生家や、サウンドオブミュージックにも登場した、美しい庭園のあるミラベル宮殿もあります。
・ザルツブルグの近くには、世界で最も美しい湖畔の町ハルシュタットやサウンドミュージックの舞台となつたヴォルフガング湖など点在。その他にもウィーン郊外のワインで有名な産地ドナウ川に沿ったヴァハウ渓谷やオーストリアで2番目の都市グラーツには豊臣時代の大阪城の屏風絵のあるエッゲンブルグ城など多くの世界遺産をご覧いただけます。

世界一住みやすい都市に10年連続で選ばれた理由

♥交通インフラの整備

・列車、地下鉄、路面電車、バス等十分に整備され、1枚の共通券ですべての乗車・乗換が可能です。また、ウィーン年間パスはなんと365ユーロで、一日に概算すれば一日1ユーロです。
・ウイーン中央駅からは、近隣諸国への旅もとても便利で快適です。

♥食事

・ワインを筆頭に、食物は豊富です。
・多民族国家のオーストリアではどの国の人々にも食事を楽しんでいただけます。
・社交や商談の場としてカフェ文化が花開いたウィーンでは、今でも人と会う時間を大切に、時間を気にすることなくゆつたりと時間を過ごすことができます。

♥住居

・ウィーンは優れた住宅政策で公営住宅の家賃がヨーロッパで最も低い国と言われています。そのお陰で公営住宅の家賃は月収の27%程で、市民は安い家賃で公営住宅に住むことができます。市の人口の62%が公営住宅に住むことを選択しています。
・中世のお城では現状は厳しく維持管理が難しくなり、ホテルに早変わりするところももあります。
一度はお城のホテルで冒険心と野心をもって宿泊体験してみませんか。

♥教育

・15歳まで義務教育で、18歳までは教育費は無料だそうです。
・大学での授業料も日本と比較すれば、ほぼ無料に近いです。ただ、外国人留学生は授業料を支払います。

♥医療

・19世紀から医学の教育、研究が盛んです。
・国がほとんどの費用を負担しているので自己負担額はほんのわずかです。国民全員がわずかな自己負担によって高レベルな治療を受けることができます。しかし、個人個人の様態によって、個人の負担額には相違があります。

♥環境

・自転車道路も完備し、レンタサイクルは何処でも利用可で、排ガスの削減を推奨しています。  
・人口は190万人都市ですが、面積の53%が森や緑地で、市民の快適性が優先されています。

その他

・オーストリアはEU(27か国)の中心に位置し、海に面することなく8か国に接しています。その為、近隣諸国への観光の拠点としても便利です。また、EUはビザ不要が3か月ですが、唯一オーストリアのみが6ヵ月ビザ不要だそうです。
・ウィーンは日本と同様に、おいしい水道水が飲めるそうです。アルプスからの導水路により供給されています。
・1ヵ月程度のステイであれば、アパートメントが沢山あるようですが、国際会議等で来訪者が多い時は、料金が高くなるそうです。経験された方の報告によると1ヵ月1,300ユーロだったそうです。
・栄光あるかってのハプスブルク帝国の皇帝や大公たちが芸術を愛したお陰で、今日もウィーンは「音楽の都、芸術の都」と呼ばれ、街の至る所で荘厳な建造物や銅像などをご覧いただけます。数日間かけての観光を1時間余りで説明いただき、またパワーポインに表れるドイツ語も、50数年前の知識は消滅しており、ウィーンの魅力を皆様に報告しようと一生懸命拝聴しましたが、このような報告書となり申し訳ありません。

投稿編集 安樂秀典

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