5月17日浪速区民センターにて第1回台湾華語同好会が催されました。(台湾では中国語を「華語」と言います。)
講師は柴田幹夫先生です。

参加者は6名でした。

先生が用意して下さったレジュメを基に「台湾で使われている言語」、「日本語と語順の違い」、「声調(上がり下がり)によって意味が変わる」、など総論的にお話をして頂きました。

その中から「中国語と台湾華語の違い」について一部紹介します。
文字…繫体字と簡体字
現在、台湾では昔から使われている「繫体字」を、中国では「簡体字」が使われています。
動物の「かめ」で比較しますと下の様になります。
台湾では小学生もこの繫体字の「かめ」を書いています。
皆さんも書いてみてください。

上の様に繫体字は画数が多く複雑。
識字率を高めるために中国では字体を簡略化した、のこと。
ちなみに、柴田先生の下の名は「幹夫(みきお)」と書きます。
しかし、簡体字だと「干夫(ほしお)」になると怒って(?)おられました。
発音表記…拼音と注音
発音記号として中国語では「拼音」を台湾では「注音」を使っています。
「注音」は余り馴染みがない表記ですので、当講座では「拼音」を使って学ぶそうです。


表現の違い…例:日本語の「右へ曲がる」
北京語 右拐
華語 右轉
華語に対する日本人と欧米人の違い
日本人は筆談ができる⇒会話力、劣る。
欧米人は筆談できない⇒会話力、優れている

ユーモアたっぷりのお話に時間のたつのを忘れていました。
柴田先生、有難うございました。
講座終了後はOCATの「門戸」にてランチ。先日の台湾地震の事や身近な話題、時事問題までお話が弾みました。

楽しい授業でした。
ついて行けるか心配もありますが、参加してみたいと思っています。

大丈夫ですよ。
「継続は力なり」です。続けてやりましょう
開催日 5月31日金)10時~11時45分
開催場所 大阪市立浪速区民センター第3会議室
大阪市浪速区稲荷2丁目4番3号 地下鉄千日前線 桜川駅徒歩5分
TEL 06-6568-2171
*次回から基礎的な発音の練習を始めます。
是非ご参加下さい。
世話人:谷口孝行
後藤成子
編集担当 谷口孝行