マジック&バルーン同好会の皆さん19人と一緒に京街道の宿場町・枚方宿を散策しました。京街道は京と大阪を結ぶ街道で、枚方宿は江戸時代から栄えた町です。今回は地元の高田さんが世話役引き受けて頂き、散策コースや昼食、教室会場などを世話して頂きました。
枚方公園駅に着くと観光ボランティアの方が3人の方が私達を待っており、3班に分かれてスタートしました。小路を歩くと川崎麻世の実家があり、今もおばあちゃんが営業している食堂の前を通り淀川の堤防に出ました。
堤防に上がると大河淀川がゆったりと流れていました。その傍に石碑がありました。明治18年にこの辺りの淀川堤防が決壊して大洪水になり、大阪平野全体が湖のように水浸しになったそうです。その記念の碑です。
枚方宿といえばくらわんか船で有名な鍵屋です。16世紀創業の船宿です。格子戸の母屋をゆっくり見学しました。石段を少し降りると淀川に通じる木戸門と船着き場の遺構がありました。くらわんか船に乗って「食らわんか!」の声が聞こえてきそうでした。
宿場町をゆっくり歩くと常念寺へ着きました。本堂は江戸時代に建てられ、屋根湯欄間に菊の紋が彫られた由緒あるところでしたが中には入れませんでした。
ボランティアガイドさんから本陣跡や問屋場の説明を受けた後、淀川資料館へ行きました。高田さんがあらかじめ予約されていたので、席に座りながら淀川の歴史をプロジェクターを使って説明を受けました。スクリーンに「ロングステイクラブ関西」の文字がありうれしかったです。館内には淀川の歴史や生き物たちの詳しい展示がありました。
そのあと、私達は万年寺山へ上りました。そこには秀吉ゆかりのお茶屋御殿や意賀美神社がありました。ここは枚方八景の一つで高台から見下ろす淀川や大阪平野がとてもきれいでした。近くに森繁久彌の出生地である大屋敷もありました。ボランティアのわかりやすいガイドがあり、枚方の歴史を知ることができました。
昼食は枚方駅前のT-SITEの8階にあるレストラン「梅の花」でした。窓が広く開放的な場所で遠くに生駒山が見える景色の良いところでした。梅の花こだわりの京風のランチメニューでした。一品一品が丁寧に作られていて、とても美味しかったです。幹事さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
午後からメンバー3人が加わり総勢22人になりました。昼食後は、枚方総合芸術文化センター別館で、西川先生指導のマジック教室がありました。教室ではトランプを使ったマジックを2、3種類教えていただきました。西川先生は、話し方や手ぶり、顔芸などがとても上手で私には真似できないと思いました。練習するしかありませんね。
関東支部の堀内法子さんも参加され、総勢22人で楽しい1日を過ごすことができました。後藤成子さん、西川さん、そして枚方を世話して頂いた高田さん、ありがとうございました。
編集担当:高田幸夫