今年のサイクリング同好会の活動は、京都初詣サイクリングに始まり、津々浦々へ都合16回開催(内宿泊ツーリングは6回)し、締め(ラストラン)は大和路サイクリングとなった。今年最後の走り納めということで、親の介護で忙しい圭子さんや久しぶりの参加の由美さんを含めて9名(常連の繁さんや洋さんは都合により欠席)で史跡を訪ねながら大和路を走りました。
この日は、この冬一番の寒波到来となり、全員完全防寒姿で近鉄奈良駅に集合した。寒さにも拘らずメンバーは笑顔がいっぱい、いつものように宏斉リーダーのコース説明から始まり、順子サブリーダーの念入りの注意事項説明があった。寒さで少し固まっている体を解すために全員でストレッチ体操をしてからスタートした。
最初の訪問地はロート奈良鴻池パークであった。丁度陸上競技場の荷物運びだし中とあってゲートが開いており、スタジアムの中に入れてもらい最初の記念撮影となった。
その後、古都奈良を代表する平城京跡で休憩した。
下の写真をクリックすると平城京跡の動画(15秒)が見えます
三つ目の訪問地は近鉄西大寺駅前、今年の7月に安倍元総理の銃撃事件があったところである。丁度、駅前再開発の工事中であったが、こんなところでまさかと思わせる場所である。宏斉リーダーが代表してお祈りして次の目的地へ移動した。
画面をクリックするとリーダーが黙とうを捧げるの動画(10秒)が見えます
四つ目は折角近くまで来たのだからということで、西大寺に立ち寄った。幼稚園児の下校時間帯と重なり、寺の境内は親子連れでいっぱいであった。園児の元気いっぱいの挨拶に元気をもらった。
近鉄線を跨ぎ、秋篠川に辿り着いたときはもう12時を回っていた。通りがかりに見つけた焼肉レストラン「なら八」で昼食を取ることにした。個室のある本格炭火焼の店であった。9人一同に座れる個室に案内され、炭火の暖を取りながら焼肉定食を食べた。なんと千円(税別)とも思えない美味しい焼肉をトングで焼きながら、ワイワイと・・・楽しいひと時を過ごした。
レストランを出た後、南北に流れる秋篠川沿いの京奈和自転車道を大和郡山に向かった。走っていると体が温まる。着ていた防寒具を脱ぎながら走る人も・・・。頬に当たる風がここ強く感じる。
下の写真をクリックすると隊列を組んで自転車走行の動画(15秒)が見えます
大和郡山の街内を抜けて富雄川沿いのサイクリングロードを走った。冬の川は水量が少ないが静かに流れているため鏡のように日を照り返してくれる。3時過ぎに目的地・法隆寺に到着した。
メンバーの多くは久しぶりの法隆寺であった。土塀がとても美しい。冬至が近いとあって日が短い。陽が傾きかけていた。全員で記念撮影をした。シャッターをお願いしたのは若い台湾の女性であった。顔は薬師丸ひろ子似で、とても気さくに話をしてくれた。これから雪の北海道へ行くらしい。好奇心旺盛なわがメンバーは日本語、英語、台湾語を使って彼女を質問攻めにした。
下の写真をクリックすると30秒の法隆寺の動画が見えます
帰りは同じルートを一気に戻った。途中、順次それぞれが帰路に付き、近鉄西大寺に着いたときは4時半を回っていた。
この一年を振り返ってみると、コロナ禍にも拘らず、サイクリングのお陰でアウトドアで体いっぱいに季節を感じながら走りました。サイクリング好きの仲間と共にサイクリングの醍醐味をたっぷり味わう年であった。
一人の怪我もなく、無事に走り終えました。宏斉リーダーをはじめメンバーに感謝です。
編集担当 高田幸夫