ヨーロッパ鉄道の旅を楽しむためのノウハウ　　　神原克收記

　講師の小川さんは本セミナーで3回目の登場で、参加者にはすっかりお馴染みの顔となっています。
今回はヨーロッパとアメリカの鉄道旅の魅力とノウハウをみっちりお話頂く予定でしたが、内容が盛り沢山でヨーロッパだけで時間切れとなり、アメリカの部分は改めて11月1日（火）に第34回に再登場頂きじっくりとお聴きすることにしました。
　講師の小川さんはご自身の還暦・喜寿・定年退職（75歳）・傘寿・金婚記念と節目ごとに欧州鉄道の旅をしておられ、加えて奥様の還暦・喜寿にも行かれ平均25日/回の旅を繰り返し繰り返し体験しておられます。今回は奥様の喜寿記念43日間の旅を中心にその体験談をタップリとお聴きしました。
　事前の計画は①先ず行先をイタリア・スイス・ドイツと定め、②次にご夫妻の行って見たい所と乗ってみたい鉄道をリストアップし、③訪問地とホテルの決定④移動手段とルートの決定⑤搭乗券、乗車券、ホテル、市内観光などの予約と実に計画的。⑤の各種手配はミキ・トラベルに依頼し、水も漏らさぬ準備が完了。
　後は計画に従って順調な旅を続けるも、途中ミキ・トラベルの手抜かりでホテルが予約できておらず、目的のホテルは満杯で大いに慌てるトラブルに遭遇した。しかし旅行社と連絡を取りながら何とか乗り切り事なきをえた。
　ユーレイルパスの有利なポイントや鉄道旅ならではの地元民との交流等を沢山の写真を見せながら熱弁を振るわれ、予定の1時間があっと言う間に終わった。質問も多岐に亘って出され、次々回のアメリカ鉄道の旅（アムトラック）での体験談が待ち遠しいものとなる2時間でした。

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３ヵ国 列車の旅の思い出写真

投稿編集　安樂秀典