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マジック教室に参加して 坂本清美 記

同好会活動

マジック教室では、毎回会場近くの散策やランチ会とセットで楽しませていただいています。

清美
清美

私が参加した日の散策は、5月の大阪天王寺近辺、6月の奈良郡山市、7月の天満繁昌亭「落語と文学の会」でした。

5月7日(大阪天王寺近辺散策~マジック教室)

大阪夏の陣で真田幸村が戦った茶臼山や、天王寺公園内にある隠れた庭園、慶沢園が印象に残りました。

清美
清美

茶臼山では、後藤さんのご主人から大阪夏の陣などの歴史のお話をしていただきました。

慶沢園からは、庭園の向こうにアベノハイメージルカスや通天閣が聳え、松の上には鷺が。大阪の街の真ん中とは思えない景色に思わず癒されました。

6月4日(大和郡山散策~マジック教室)

金魚で有名な奈良郡山では、道端の灯籠のようなものやテレビの中に金魚が泳いでいたり、藍染の産地でもあるため、染物を晒していた名残で道路の真ん中に川が流れていたりと、日本の郷土の風情を味わうことができました。また、源義経と縁ある源九郎稲荷神社や、花街があったため残っている遊郭の町家では、宮司やボランティアの方から説明を受けながら見学しました。

町家は、木造三階建のしっかりとした建物で、欄間や建具などの贅沢な細工と個室の窓に残っていた鉄格子の跡が対照的で、昔の虐げられていた女性達を思うと心が痛みました。昭和33年に法律が改正されてからは、貸部屋として利用されていたそうです。ここでも、また歴史の勉強をさせていただきました。

ゆきお
ゆきお

大和郡山へは初めて行きましたが、秀吉の弟秀長の居城があったり、歌舞伎の狐伝説で有名な源九郎稲荷神社・・・・由緒あるところがいっぱいでした。

 箱本館紺屋染物や金魚の町としても見応えのあるところでした。

7月2日(天満繁昌亭「落語と文学の会」とマジック教室

落語鑑賞では、古典と現代の噺で笑い、また怪談で涼との両方を味わうことができました。文学作品の朗読と江戸時代の怪談噺の組み合わせが斬新というか、この頃はこのような公演があるのだと知り新鮮でした。また、怪談はただ恐いだけではなく、昔話と同様に悪行に対する警告や脅しが含まれているのだと、ほとんどじっくり落語を聞いたことがなかった私にとっては、遅ればせながらの気づきもあり、大変意義深い新しい体験をさせていただきました。

毎回、美味しいランチを挟んで、午後からは本命手品の講習が始まります。大人気の教室なので、いつも集会室の席が約30名ほどの参加者でいっぱいになります。今まで手品などとは無縁の私ですが、西川先生の楽しいトークと優しい手解きで、なんとかマスターしていけそうかな?と思っています。

初めは、なかなかチェーンにリングが絡まってくれず、ストンストンと落ちるので、自分が落ち込みました。でも、隣にいた方も優しくこつを教えてくださり、成功した時の驚きや嬉しさはひとしおなのですが、なぜそうなるのかが最初よくわからず、えー! という感じです。自分が魔法をかけられているようでした。なんとか何度かできるようになり、原理もわかって帰途につくことができました。

早速次の日に会った孫に披露したら、案の定「なんで?なんで?」と不思議がり、「リングへの愛のチュウが足りないんじゃない」というと、「チュウー!」と力を入れてリングに魔法をかけようとします。その様子が面白く皆で大笑い!いきなり、手品を始めた私たちに「またなんで?」とビックリしています。しばらくすると、もっと他の手品ないの?などと聞かれますので、ネタバレしないようにいい格好をするためには、次々マスターしなければなりません。夏休みにゆっくり時間を取り、孫たちを相手にマジックで楽しく遊べればと思っています。孫とのコミュニケーションも増え、手先と頭の体操ができるので、良い認知症予防になることまちがいなしです。

最後のハンカチの真ん中から安全ピン抜きが、なぜかすぐにでき不思議でした。安全ピンをハンカチの真ん中に刺して留めているのに、4分の1に追ってくるくる巻き、すっと安全ピンを抜くと抜けるのです。前回の復習の時間をたっぷり取ってくださり、初めての参加者も経験者に教えてもらいながら、追いつくことができそうです。また、散策やランチは不参加でマジック教室だけにでも参加可能なので、自由度も高いですね。

今まで教えていただいたマジックは、
①チェーンとリング 
②糸取り毛糸とリング
③ロープ 2通り
④コップとサイコロ
⑤トランプのシャッフルの仕方
⑥安全ピン2つ
⑦ハンカチと安全ピンのスライド
⑧ハンカチ真ん中から安全ピン抜き

ですが、マジックは説明するのが難しいので、参加していただき体験されることをお勧めします。7月2日が、今年最後の教室だったので、今後はこれらの復習と練習をしていくそうです。

清美
清美

西川先生、後藤さんご夫妻ほか、お世話くださっている皆様方、いつも楽しませていただき本当に有難うございます。

編集担当 高田幸夫

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