62才で会社生活に終止符を打ちました。住まいを住み慣れた京都から滋賀県大津市の琵琶湖畔のマンションに移し、第2の人生のスタートです。その時から健康維持の基本は、足・腰と言われていたので、ウォーキングで朝のスタートを切る生活に入りました。近くの田園地帯や、琵琶湖畔を歩くウォーキングです。約7キロの平坦コースでい1日1万歩を目標にしていました。
そのころマンションの仲間に入れていただいて、時たま山登りも楽しんでいました。高さが370メートル強の裏山(長等山)の登山道を登山仲間と一緒に整備したり、見晴らしの良い尾根に見晴らし台(のちに、長等山テラスと命名…ネットで検索できます)を作りました。小さい低い山ですが、鹿、猪、栗鼠等に遭遇したりすることがあります。
また、鶯、時鳥(ほととぎす)、四十雀(しじゅうから)等々、たくさんの鳥の鳴き声が、私の背中を押して応援してくれます。春は満開の桜、辛夷(こぶし)、みつばつつじに目を奪われます。ササユリ、銀竜草、しょうじょうばかま、春蘭、うらしまそうなどの珍しい山野草を見かけることもあります。春夏秋冬、四季の変化を堪能しながら、先日1600回目の登山を達成できました。
そして、月に一度検診を受けているホームドクターも心強く頼りにしています。人生83年余り、なんとか心身の健康を維持し、元気に生活できるのも、山の仲間や、家族を始め、多くの方の支えがあってのことと感謝しつつ、人生の最終章を、一日一日を充実して過ごすよう努力したいと思います。
最後に今年の目標として
卒業後、毎年旧交を温めてきた親友5人グループのうち、最後の一人が今春旅立ってしまいました。コロナ化で最後に会えなかった友人もあり、最後に残された私は元気なうちに、4人の墓参り(横浜、山口、大阪、広島)をして供養をしたいと思っています。
健康は”継続は力なり”が大切だと思います。皆さんのご健康を祈っています。
2022年6月 盛夏
敬三
トレッキング初心者でも楽しめる「長等山テラス」は、琵琶湖の素晴らしさを改めて感じられるスポットです。琵琶湖の眺望、比叡山の眺望と360度のパノラマが楽しめます。
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投稿編集 安樂秀典