- 日時: 2022年2月8日(火曜日) 13:30~15:30
- 講師: 塩原 聡(関西支部会員)
- 補佐: 後藤 繁夫妻、松本信夫夫妻、若林紘一郎夫妻、花岡和子
- テーマ: ニュージーランドの魅力について
- 参加者: 参加申込者 46名
今回講師の塩原様は、リタイヤ後の英会話留学に始まり、年3か月(12月中旬から3月中旬)のステイを15回ほど経験され、ニュージーランドに精通されています。補佐として記載いたしました会員の方々のニュージーランド(南島)旅行(1月初旬から2週間)をお世話いただいた時の様子を中心に、ニュージーランドの魅力を紹介いただきました。
日本からオークランド(北島にある最大の都市)経由でクライストチャーチ(南島)へは空路、そこからクイーンズタウンまで路線バスでの往復の観光をされ、テカポ、マウント・クック、ミルフォードサウンド等の美しい自然、知り合った人々との交流、ハプニング等を、次の4項目にまとめて面白く紹介いただきました。 概要説明、ニュージーランドの魅力、便利な情報、LSCの友人達と楽しかった南島一周の順です。写真をクリックすれば拡大されます。
1.概要説明
・国土は日本の70%ほどで、人口は504万人です。羊の方がはるかに人の数より多いそうです。
・首相は若い女性で、任期中に子供を出産され、コロナ対応では有名な指導者です。
2.ニュージーランドの魅力
・南半球に位置しますので、日本と季節が反対です。湿度が低く過ごしやすいそうです。
・南島は美しい自然がいっぱいです。
・クライストチャーチ
地震で被害を受けた大聖堂は復旧されていません。中心部のハグレー公園は日比谷公園の15倍の広さで、植物園はガイド付きの電動車で1時間程度での周遊ができます。
街中をトラム(路面電車)が走っています。商店街のアーケードの中も走行します。チケットを買えば当日何回でも乗車が可能です。
・レイク・テカボ
氷河から溶け出した水に、岩石の粒子が混ざり込むことによって造り出さされた見事なブルーの湖。湖畔には有名なパウンダリー犬の像や善き羊飼いの教会もあり、また、花岡様からルピナスの咲き乱れた中でのハイキングの様子も紹介されました。
・マウント・クック
南半球のアルプスと言われ、谷間を埋める数多くの氷河によって形成されいる。2時間ほどのトレッキングを楽しまれたそうです。
・ミルフォード・サウンド
フィヨルドランドで最も人気のある見どころ。サウンドとは入江という意味だそうで、サウンド内を周遊する快適なクルーズも楽しめます。
・クィンズタウン ワタティブ湖
110年前に建造されたTSSアーンスロー号(2輪スクリューの蒸気船)で遊覧。
3.便利な情報
・Isite
・YHA
ユースホステルです。今回の旅行の宿は大半がユースホステルを利用しました共同のキッチンを使って、自分で料理が出来ます。パソコンで予約が可能で、安価です。
・語学留学
ホームステイをしての留学が楽しいです。英語のスキルアップなら、一人旅でのトライがお薦めだそうです。
4.LSCの友人達と楽しかった南島一周
旅行中の写真をもとに、YHAやバックパッカーで若い旅行社者との交流等,楽しいひと時を説明いただきました。ここで、旅行中等のエピソードを紹介します。
・親切な長距離路線バスの運転手さんの話です。後藤様の奥様がテカポのあたりで帯状疱疹を発症されたそうです。そこでバスの運転手さんが、クイーンズタウンの病院まで送ってくれ、大きな荷物は当日の宿まで運んでくれたとのことです。観光バスの運転手なら分かりますが、路線バスの運転手さんの飛び切りの親切です。
・テカポ近くでバスが停車し数人が降りるのでトイレ休憩と思い、松本様の御主人も着いて降りたらバス停で、バスが行ってしまったそうです。大急ぎでスマホで連絡をとり、30分ほどで解決できたそうです。くれぐれも旅行中はスマホを身から離さないことが大切との助言をいただきました。
・若林様の奥様から若い人(オーストラリア人)との会話の奮闘や、ご主人からは最後の宿泊地となったクライストチャーチのバックパッカーで知り合ったチョコの若者と意気投合し、日本に訪れた際に京都・奈良を案内された様子も紹介されました。
5.その他
・費用:232,000円/人14泊(機内1泊)の多くがYHAやバックパッカーを利用し、食事もかなりの 割合で自炊され、島内の移動は路線バスを利用されたので、非常に割安となっています。塩原様の綿密な旅行計画と案内があってのことと思います。
・ニュージーランドは北島と南島とありますが、観魅力的な観光地は南島が多いそうです。2週間程度の旅であれば、南島がお薦めだそうです
投稿編集 安樂秀典