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後期高齢者を祝うヨーロッパ鉄道の旅 山田耕作記

ヨーロッパ/アフリカ
  • 日時: 2021年12月15日(水曜日) 13:30~15:30
  • 講師: 小川鑛一(関東支部会員)
  • テーマ: 後期高齢者を祝うヨーロッパの旅
  • 参加者: 27名

講師の小川鑛一様には、第8回オンライン旅行セミナーで「ハワイ・ホノルルステイ」について講演をいただきました。今回は経験豊富な鉄道の旅の中から、後期高齢者の仲間入りした75歳(2010年)の時に経験した、スペイン→フランス→イギリスの旅の紹介を頂きました。

27名の参加者 鉄道の旅に興味深々です

期間は2010年9月1日~9月23日で、奥様との二人旅です。事前の綿密な計画に基づき、ホテルや鉄道乗車券等は出発前に旅行社にて手配しました。鉄道乗車券についてはユーロパスを購入し、余裕をもった移動をすることができました。 旅程に沿って報告いたします。

1.スペイン編(10日間)

スペインで利用した鉄道は、スペイン語で”鳥”を意味する高速鉄道「AVE」で、翼を広げた鳥をシンボルマークとしています。最高時速は310Kmで車内に走行速度が表示されます。快適な列車です。 
・マドリード:市内観光の後、セコビアへ
・セコビア:水道橋や白雪姫の舞台となったお城を見学
・セビリア:大聖堂や闘牛場、コロンブスの霊廟とお墓もあります 
・バルセロナ:徒歩での市内観光ツアーに参加。ピカソやミロが訪れたカフェや壁面のだまし絵等、徒歩ならではの見学もできました半日バスツアーのガウディ作品の観光にも参加しました。サクラダ         ファミリアも見学出来ました。
・モンセラート(ノコギリ山)当地のエスコラニア少年合唱団を参考にウィーン少年合唱団が生まれたそうです。

鳥を意味する高速鉄道「AVE」

2.フランス編(3日間)

バルセロナから夜行列車(9時間)でフランスのモン・サン・ミッシェルへ
・モン・サン・ミッシエル:島の内外で各1泊しました。島へ行くときはバスに乗って大変だったそうです。  
・ロスコフ:モン・サン・ミッシェルから鉄道で1時間ほどの町で、ここからイギリスへのフェリーに乗ります。

3.イギリス編(3日間)

ロスコフ(フランス)からフェリー(英仏海峡)でプリマス(イギリス)へ。
イギリスに入ると英語が通じるので安心感があったそうです。
・ロンドン:オペラ座の怪人を観劇。ガイド付きの自転車ツアーに参加しました。アラビアのロレンスの住居やロンドン・アイの見学。ちょうどローマ法王がロンドンに滞在していたため、街中の警備が厳重にされていたそうです。
・アバディーン:ロンドンから鉄道で5時間ほどで、エジンバラの北にあります。ここを訪れた目的は、ロバート・ゴールデン大学の客員教授として、ロボット研究で半年ほど暮らされた想い出の地だからです。

4.その他(質疑等)

・旅行費用は二人で120万円程だそうで、ホテル代は平均17,600円/泊だそうです。鉄道等も少し上クラスを利用されたそうです。  ・食べ物は日本に比べて、決して美味しいとは言えないとのことです。  
・鉄道のとなると、移動時の荷物の運搬が大変ですが、かなり小ぶりのスーツケース2個に入る量とされたそうです。時期的に衣類が嵩を取らなかったのかも分かりません 
・現地でのツアー等は、インフォメーションを訪れると教えてくれます。  
・公衆トイレが日本のように無く、有料のトイレもあることから、小銭の用意や出来るところで可能な限り用足しをするとよいそうです。 
・スペインやフランスでは英語が通じません。しかし、若い人やホテルマンは英語が通じますので、何か聞きたい時は若い人にお願いすと、親切に対応してくれるそうです。

投稿編集 安樂秀典

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