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落語の中の旅 山田耕作記

同好会活動

第20回オンライン旅行セミナーのご報告

  • 日時: 2021年10月26日(火曜日) 9:30~11:30
  • テーマ: 「落語の中の旅」
  • 講師: 本村忠司(関西支部会員)
  • 参加者:28名

 今回は従来のオンライン旅行セミナーの内容と少し趣の異なった「落語の中の旅」と題して、落語に精通した本村会員により、落語の中で旅がどのように扱われているかをご紹介いただきました。

 まず初めに落語の起源についてのお話がありました。落語は室町時代から江戸時代にかけて、将軍や大名の側近に侍して相手をする職名がお伽衆(雑談の相手や自己の経験談、書物の講釈などをする人)が始まりで、聞き覚えのある名前の曽呂利新左衛門は、秀吉のお伽衆の一人であったそうです。江戸時代になって、職業(プロ)としての落語が、江戸及び上方で同時的に発生したそうです。
江戸の落語はお座敷で人情話を語り、上方は街頭を行く人達の足を止めて、囃子等をまじえた語りであったそうです。「落語の中の旅行」として代表的な「東の旅」を、落語をまじえて紹介されました。江戸時代の庶民の楽しみで憧れは「伊勢参り」です。大阪から奈良を経由して伊勢へ、伊勢から近江・京都を経由して大阪へ。この旅の中に多くの落語(20数題で9時間超)が生まれています。

 東の旅の始まり「発端」の件を「つゆのまこと」さんの落語で紹介されました。「発端」は大阪の落語家が最初に習う落語で、「ひょうしきとはりせん」で台を叩き、音を鳴らすことで、早口の防止、音に負けない大きな声、寝ているお客を起こすのだそうです。
東の旅の他に
・西の旅・・・明石、兵庫船
・南の旅・・・紀州の飛脚 ・北の旅・・・池田の猪買い
・冥土の旅・・・地獄八景亡者のたわむれ ・宇宙の旅・・・月見殿星の都
など多くの旅にまつわる落語があるそうです。 最後に、東の旅の第4題「煮売屋」と第5題「七度狐」をユーチューブにより、「故桂米朝名人」の落語を拝聴しました。まさに名人芸の落語で聞き入りました。

 関東支部の川本支部長より、関東支部落語同好会の紹介がありました。毎月1回の開催で、国立演芸場で落語を楽しまれているとのことです。 本村会員に沢山の質問が寄せられ、参加会員の落語への熱い思いが感じられました。日本文化もまだまだ大丈夫と意を強くしました。

講演資料(PP)

投稿編集 安樂秀典

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