自転車のある島旅「エンジョイ!石垣島」(動画付き) 高由幸夫 記

西日本

夫婦共に青い海を眺めながらマリンアクティビティを楽しむことは大好きであり、例年なら異国の海ですごすところをだが、コロナ禍の中、石垣島12日間のステイを楽しむことにした。

川平湾の展望台 玉取崎展望台

石垣島空港の到着ゲートを通り過ぎると石垣島商工会議所のご好意で、ワクチン接種をし終えた人のみに与えられる安心島旅パスポートをゲットした。買い物やお食事などの割引クーポンである。我々が石垣島に滞在していた頃は新規コロナ感染者数のゼロが続いていたので安心して過ごせた。しかし、沖縄県全体が非常事態宣言下にあり、レストランでの食事ではアルコールは全く飲めなかった。ホテルの部屋でアルコールを飲んだ後、ディナーに出かけた。旅先で食事をとりながら飲むお酒は格別であるが、その楽しみがないので残念であった。

ワクチン2回接種した証明書を見せるとゲット クリスタルブルーの米原ビーチまでサイクリング

石垣島には一昨年にも来ており、今回で4回目である。何度来ても良いところであるが、今回の石垣島には初めて自転車を持ち込んだ。珊瑚の海を眺めながら風を全身に浴びて走ってみたい!車では味わえない石垣島に出会えるかもしれない。そんな期待を抱いて・・・飛行機に自転車を乗せてやってきた。とてもスパイシーな一味違う島旅になるに違いないと・・・。

バンナ岳山頂「エメラルドの海の見える展望台」から石垣港を望む

コロナ禍以来、自転車は自分の日常生活にしっかりと根づいている。毎日のように30分以上走っている。時にはLSCの仲間と輪行したり、妻とも近場に出かけたりとサイクリングの機会が多くなった。サイクリングは有酸素運動の代表のようなもので、ランニングより頑張らなくても楽しく長時間続けられる。夏場のビールで太りがちな私の体重は、お陰様でしっかりキープしている。加齢で衰えてきた下半身の筋力アップにつながっている。腰や膝に負担が少なく過去に腰や膝を痛めた私には最適のスポーツ(遊び)である。

単なる体力づくりであれば、ジムに行ってエアロバイクに乗って漕げばよい。しかし、エアロバイクの上では景色は変わらない。自転車に乗って風を切って走ればストレス解消になる。綺麗な景色を見ながら走ると脳を刺激し、快適な感情が得られる。そして、サイクリングをし終えた後の達成感はたまらない。私はコロナ禍以来、会員制のスポーツクラブをやめてしまった。サイクリングは、感染リスクもなく楽しみながらアンチエージングができるからである。
今回の島旅では、午前中の涼しい時にいろんなところへ出かけ、サイクリングを含め多様なアクティビティを楽しんだ。午後からはホテルのプールで泳いだり読書をしたり、部屋で昼寝をしたり、時にはネット映画鑑賞などしてのんびりと寛いだ。

午後からはのんびりとホテルで過ごしました

石垣島にはいろんなサイクリングコースがある。ホテルの近くの波打ち際に続くサイクルロードは快適だった。珊瑚の海を間近にして、たっぷり味わえるコースである。毎朝のように自転車で走った。早朝の静かな波の音を耳にしながらさわやかに走ると心地よい一日が始まる。

妻は、自転車が苦手である。結婚した時に私が教えてやってようやく乗れるようになった。しかし、苦手と云えども結構旅先では一緒に楽しんでいる。私は大阪から自転車を持ってきたが、妻は電動自転車を借りて走った。一緒にバンナ岳(標高230m)の中腹を一周した。山頂の展望台へは自転車諸共車で運んできてもらって、そこからスタートした。そこの名前は『エメラルドの海を見る展望台』と呼ばれるくらい美しい石垣島の海が一望できるところである。バンナ岳の中腹には整備された幾つもの公園がある。鬱蒼と生い茂る亜熱帯原生林の樹木のトンネルがある。夏と云えどもとても涼しい。クルッと一周すると石垣島の全景を楽しむことが出来る。

バンナ岳山頂より石垣港を望む パラビドー橋前にて
石垣ダムの貯水池 バンナ岳の中腹を一周終えて休憩

一人でサイクリングを楽しむときもあった。ホテルから石垣島の西海岸に沿って川平湾を経て米原ビーチまで走るコースである。海岸線と云えども起伏があり少しハードなコースである。サイクリングの醍醐味である長い下り坂のスロープを楽しめる。道に迷ってうろうろして地元の人に助けてもらうこともあった。地元の人はライダーにとても親切である。ようやく米原ビーチにたどり着くと妻に車で迎えに来てもらい、自転車を車に乗せてホテルへ帰った。車と自転車の組み合わせだと同じ道を自転車で往復する必要がないので助かる。

石垣島ではいろんなアクティビティを楽しんだ。マングローブの森をカヌーで漕いだり、珊瑚の海をシュノーケリングしたり、青の洞窟探検を楽しんだりした。

マングローブの森には滝や洞窟も・・・ 宮良川のヒルギ林をカヌーでのんびりと・・・
珊瑚の海をシュノーケリング 海溝にはクマミノや多くの魚たちが・・・
シュノーケリング中の私たち夫婦

石垣島の食も楽しみの一つである。地元で長年愛されている『仲良し食堂』を探してランチした。店構えは全く目立たない。注意しないと何度も通り過ぎて見逃してしまうところにある。まだ11時半と云うのに店に入ると満員であった。地元でしか味わえない郷土料理も多くある。ゴーヤチャンプル、骨付きソーキ蕎麦は逸品である。地元の大衆食堂に入って地元の郷土料理を食べるのも格別である。
夕日のきれいなレストランで石垣牛を舌鼓するのもいい。石垣島は黒毛和牛の名産地である。霜降りの柔らかくて上質な肉を炭火で焼いて食べると格別である。割引クーポンを利用してご馳走になった。

真っ先に食べた「骨付きソーキ蕎麦」 本場のゴーヤチャンプルは特別
柔らかく上質の石垣牛を炭火で焼いて食べると最高!

石垣島から15分ぐらい連絡船に乗って竹冨島へ行き、日帰り輪行をした。妻は竹冨島のレンタサイクルショップで自転車を借りた。この島に訪れる大部分の観光客はサイクリングをしながら観光しているようである。赤瓦の屋根と珊瑚の石垣が続く集落の通りをサイクリングする。遠くから観光客を乗せた水牛車がやってくる。三線を弾きながら島唄を歌っている。島旅の情緒をたっぷり楽しめるところである。

竹冨島の赤瓦と珊瑚の石垣が続く伝統的な街並み コーラルサンドと透明度抜群の竹冨島のコンドイ浜

サイクリングで火照った体を冷やすには海水浴がピッタリである。コンドイ浜のビーチ沿いに自転車を止めて海に飛び込んだ。ここは遠浅の珊瑚の砂のビーチである。しばらくすると遠方に島が現れてきた。干潮時に現れ満潮になると姿を消す幻の島(砂洲)である。クリスタルブルーの海に体を沈めてしばし楽しんだ。

干潮時には島が現れ、満潮時には消える幻の島です。クリスタルブルーの海でのんびりすごし

石垣島を離れ、自転車を持って2泊3日の西表島の旅に出かけた。世界自然遺産に指定される直前の旅である。東洋のガラパゴスとも呼ばれ、手つかずの自然の残されているところである。太古の昔、八重山諸島は大陸と陸続きであった。そのころ棲んでいた動物が進化して、今でも生息しており西表島は多様な希少動植物の宝庫である。日本最大のマングローブの森や亜熱帯原生林たっぷり楽しめるところである。

ところが季節外れの台風が大東島で発生し石垣方面に向かっているとの情報が入り、急ぎすべてのスケジュールをキャンセルして大阪に帰ってきた。

自転車のある旅行は実に楽しい。ハンドルの向くまま気の赴くままに走る。狭い小路に入って地元と密着した楽しみもある。360度の視界と体全体で風を浴びて走ると心も体もすがすがしい。今までの旅行では味わえない楽しみが加わった。同じ所へ出向いても全く異なった旅をしているように思える。

「ENJOY!南国の島旅」(9分)

編集担当 高田幸夫

西日本

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