思い出の一枚の番外編です。
国境に興味を持った僕は、その後色々な国境に挑戦しました。
今回はタイ・ラオス・カンボジアの国境です。
歩いて国境を越える
2004年2月13日~3月5日までタイ・ラオス・カンボジアの三国を周遊した。
この旅の目的の一つは歩いて国境を越えることだった。
今回はタイ・ラオス・カンボジアの国境の様子を紹介します。
歩いて国境を越えることは難しいことではありません。
是非チャレンジしてみて下さい。
1.ラオス、バーサック からカンボジア、ストゥ・トレンへ
「ボーダーは荒凉たる広場重きバッグゴロゴロ引きずり国境跨ぐ」 |
ラオスのイミグレーションからカンボジアのイミグレーションまでの緩衝帯は荒凉としていた。訪れる人もまばらで、整備されずに凸凹になったコンクリートの道を重きバッグを引きずってカンボジアのイミグレーションへ向かう。
辺境の地の国境は長閑であるが怖さも感じる広場だ。
カンボジアに入国するとラオスよりもっと荒凉とした広場だった。
カンボジアの国境地帯は辺境の地だ。ここから観光客が泊まれる町ストゥ・トレンまでロットウ(マイクロバス) で2時間かかった。
やっと見つけたホテルでバッグを点検したらケースが亀裂していた。
長い間、旅を共にしてくれたキャリーバッグだがガタガタ道に悲鳴をあげたのだろう。
「長旅に疲れしバッグ亀裂入るサロンパス張り応急手当てす」 |
2. カンボジア(コッコーン) からタイ(トラート) へ
「国境(くにざかい) 2本の旗はためきてゆるりゆるりと国境(こっきょう) 跨ぐ」 |
カンボジアのイミグレーションを通りタイ側へ向かうと国境の中間地点にカンボジアとタイの2本の国旗が立っている。国境が走っていると思われる場所で写真を撮った。
国境を越える時は常に緊張を強いられるのだが、ここは平穏な空気で満たされているので安心して国境越えが出来た。
歩いて国境越えをしたい人にお勧めの国境である。
和夫
Lscの会員の皆様も是非歩いて国境を渡ってください。
爽快ですよ!
編集担当:江口三重子