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楽しいバルーン教室 大阪府 村上佳代子 記

同好会活動
HP編集担当一同
HP編集担当一同

この記事は、2024年の1月に投稿されたものですが、何らかのトラブルにより掲載されませんでした。先日(4月11日)の懇親会でそのことが明らかになり、3か月遅れで再投稿頂き、掲載することになりました。村上佳代子様、申し訳ございませんでした。

JR芦屋駅10時集合 ➡ 谷崎潤一郎記念 ➡ 美術博物館見学 ➡ ランチ ➡ 芦屋ルナホール16時30分解散

  

谷崎潤一郎記念館

 当日は雨だったが、庭の木々が鮮やかであった。記念館は、人間 谷崎潤一郎を見つめ、そこから生まれる作品に焦点づけられたような展示である。恵まれた幼少期、生家の零落、心の底にあった母恋いの情。最後の妻 松子までの女性遍歴、感情の流れが作品の力となり、『痴人の愛』などが生まれたようだ。
 妻 松子の愛用品という、小出楢重の肉筆画の白い夏帯が展示されていた。船場の御寮人であった松子の人柄が垣間見え、谷崎の母恋いに通じる感がある。理想の女性への憧憬と、住むその地の情緒から自己の文学を深め、『細雪』『春琴抄』など多くの作品へと繋がる流れが感じ取れる。
 記念館の入り口にある2本の紅葉の木の、小さな赤い新芽のふくらみが、雨に濡れて美しかった。

 博物館の方に、芦屋の古代からの歴史物が展示されている。芦屋は、六甲山地の恩恵と芦屋川が造ったデルタの上に育った町である。有史以来 万葉集に芦屋が詠まれており、芦屋漢人(アヤヒト)のことが平安時代の「新撰姓氏録」に書かれている。
 芦屋は 近代に入ってから、多くの知名人たちが好んで集まり住んだ土地でもある。

ランチタイム   ワインハウス/キュベクルール

 JR芦屋駅近くの ワインハウスで・・。美しい料理が運ばれ、 これはフランス料理か イタリア料理か、どちらだろうかと、みんなで楽しく話し合った。お店の方が、フランス料理だとおしえてくれ、お話のはずむ楽しいランチであった。

バルーンのお勉強に ルナホールへ

 席に着くと 西川先生から、「今までに 練習して作ったものを思い出し、3つ作りなさい」と指示があった。それなら、何とかできると取り組んだが、ナ・ン・ト・ナント、きちんと思い出せない。かなり頑張ったが・・・。犬やキリンの、耳や足が左右の大きさや長さが違ったりで、練習の大切さを実感した。・
 新しい作品の指導をしてもらいながら、日ごろ こんなに集中して何かするということがないので、この作業はとても大切に感じた。

 みんなが作った作品を集め並べると、動物たちは可愛く、大きさも色も、とりどりで美しくきれいである。

編集担当:高田幸夫

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