いつも、童話創作同好会へのご理解、励ましのエールを頂き感謝いたしております。この度、伊丹市児童館よりのテレホン童話入選作品をHPに掲載させて頂きたいとおもいます。
創作童話同好会会員
テレフォン童話入選作品です。
福田喜恵子さんの作品5月1〜31日まで每日放送されております。
「せっちゃんとらんちゃん」を創作するにあたって
父を偲んで
97才で天命を全うした父を懐かしみ、父への想いがこの童話になりました。父は一度シナ方面に戦争に行ったものの、胸を患い日本に帰国しました。身体が弱いということと、戦争中は製鉄の技術者が必要だったため、二度目の出征は免れたそうです。それで26才の時に同郷の福岡出身の母と結婚して一男二女をもうけました。それから10年余り経たころは元気を取り戻していました。終の棲家もでき穏やかな日々の中で君子欄の花を育て始めました。門から玄関までずらりと赤い鉢がならびそれは見事でした。実家はなくなりましたが、その光景はいまだに目に焼き付いています。
あらすじ
せっちゃんは小学3年生。元気で明るい子供です。ある日のこと、青々とした美しい葉っぱの鉢をご近所から頂きました。その鉢をお母さんは懐かしそうに見ています。「ね~お母さん、この葉っぱの名前は?」せっちゃんはお母さんに聞きました。
創作童話同好会会員一同
創作童話同好会では、童話だけではなくエッセイ作りにも取り組んでいます。
子供のころの思い出を童話にしてお孫さんに残してみませんか?また、家族や仕事への思い、人生の一齣をエッセイにしてみてはどうでしょう?自分の作品を客観的に見るのは脳にも心にも良い刺激になるかも知れません。
一緒に書いてみませんか?
編集担当:高田幸夫