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コロナ禍のロングステイ事情と体験談 山田耕作記

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第38回オンライン旅行セミナー
  • 日時: 2022年10月21日(金) 13:30~15:30
  • テーマ: コロナ禍のロングステイ事情と体験談
  • 講師: 福永佳津子 ロングステイ財団政策審議委員・長期滞在型ロングステイ観光学会理事
  • 参加者: 35名

 昨年の9月13日に開催された第18回オンライン旅行セミナーにおいて、福永様に企画いただき、上原雅子前ジョージア大使夫人とダヴィデ駐日ジョージア大使館専門分析官に、[東西文化の混ざり合ったコーカサスの秘境・ジョージア」と題して、ジョージア及びロングステイについての講演をいただきました。今回はコロナ禍における4か所での体験談を福永様に講演いただきました。

 2019年12月に武漢からコロナが感染し、日本にも武漢から入国された人により、持ち込まれた頃です。
・カタール航空でドバイを経由し、ドビリシ国際空港へ。到着時に目を引いたのは、警備員やポリスの   厳しい視線だったそうです。前日にはコロナの関係で、日本からの渡航が制限されていたそうです。幸運にも大使ご夫妻が出迎えてくれたため、無事に入国出来たそうです。
・街中では中国人と間違われたのか、ツアーバスでロシア人の学生に隣の席を嫌われたり、道路では視線を送られて何かを言われている様子でした。幸いにも言葉が分かりませんでした。
・ジョージアのステイでは、55㎡のアパートが月5万円程度、ホテルは朝食付きで5,000円程度で、チップの習慣もなく、レストランでは770~1150円程で、美味しい食事が出来たそうです。少し、ジョージアの観光を紹介いただきました。

カリフォルニアの高層ビル群

・時期的に、入国前のPCR検査等が義務付けられ、室内でのマスク着用は厳格であったそうです。
・出国時はPCR検査の陰性証明が必要であり、PCR検査所を探したり、費用も場所によっては高額だそうです。検査で陽性となると隔離期間が発生しますので、90日ぎりぎりの行程にすると、オーバーステイになる可能性があるので。注意が必要とのことです。
・日本到着時、前日の航空便で陽性者があったとのことで、横浜のホテルで4日間の隔離、その後陰性が確認された後に再び空港へ行き、公共交通機関以外での帰宅が許され、2週間の経過観察が義務付けられたそうです。

サンホセの街並み

・入国時はワクチン接種照明が必要です。マスクは必要に応じて着用します。タクシーはウーバーで呼びますが、マスクオンにイエスとする必要があるそうです。
・この頃にはアメリカもインフレが進み、定員の給与が24ドル/時間、ピザ職人は26ドル/時間だそうで、コーヒー牛乳+アップルジュースで12ドルしたそうです。
・出国時は72時間のPCR検査が必要で、滞在中の健康情報をMy SOSというアプリに入力し、提示する必要があるそうです。入国時にスマホを持っていない人は貸与されるそうです。

・カンボジアもコロナの影響か、仕事が無く収入の無い人が多く、スリや昏睡追いはぎが横行しているそうで、注意が必要とのことです。
・入国後は2日間の隔離で、同乗者に陽性者がいれば、14日間の隔離となるそうです。隔離中に中国人が脱走し、その人達が陽性者だったことから、逃げ込んだ町はロックダウンされたそうです。
・ビザは空港で30日間が30ドルで購入できます。マスクは全員着用しているそうです。生活費はサービシアパートが3週間で500ドル程度、食事も1食1~3ドル程度だそうです。

・お金が掛かる
航空運賃及びサーチャージが高騰。各国一様に物価高。
・思うように行動が出来ない。
・滞在国の事情に左右される。
その時々の各国各様の感染対策への対応が必要となる。ロングステイは富裕層のものとなりそうですが、情報の収集、目的の明確化、スマートホンの有効活用等で、楽しいロングステイが楽しめるとのことです。

投稿編集 安樂秀典

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コメント

  1. 堀口昌之助 より:

    おいおいと海外に出掛ける方が増えるでしょう。一方で、長い間、出なかったせいで、もう止めておこうというという方もとか。チェンマイは、韓国人が大量にやってきているらしく、それでも、行くことにしました。それぞれが、行先を決めて、出かけるようになりました。神原さんの台湾も復活と聞きました。ハワイに行かれる勇気のある方は?!

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