海外・国内の旅行、長期滞在好きの仲間が集まったサークルです

第8回クラカン同好会の報告    下出澄夫記

同好会活動

第 8 回 LSC(101 回目)クラカン
(クラシック音楽鑑賞会)

開催日:2022.04.27、場所:あんさんぶる
今回は LSC としては第 8 回目。
一方では、復活第 101 回のクラカンでしたが、久々に 10 人(LSC から 2 名、松寿会の会員 7 名と一般参加者 1 名)での賑やかな開催でした。

――――――――――――――――――――――――――
本日のプログラム
前半①プロコフィエフ/交響曲第 5 番
後半②題名のない音楽会/ひねりりすぎた名曲
③らららクラシック/ショパン/ピアノ協奏曲第 1 番
④ショパン/ピアノ協奏曲第 1 番
―――――――――――――――――――――――――――

①プロコフィエフ/交響曲第 5 番
イヴァンフィッシャー指揮、ブタペスト祝祭管弦楽団

 

前半には、プロコフイエフ/交響曲第 5 番を鑑賞しました。
1891.4.23 が生誕日で、記念して聴いてみましたが、結構聴きごたえのある曲でした。
ダイナミックな曲で、ベートーベンの第 5 番を意識したものらしいです。
さらに、元ロシア帝国の属国であったソンツオカ生まれで、現在のウクライナ東部らしく、ちょっとタイミングが悪すぎ(良すぎ?)ますね?
しかも、第 1 楽章の最後のところは、当時の戦争時に戦争を使える番組の BGMに使われていたようです。今、かけて良いのかどうか?悩みましたね?

②題名のない音楽会より「ひねりりすぎた名曲
後半は、以前に第 1 回の「捻りすぎた名曲」を聞きましたが、今回は第 2 回目を見ました。
捻りすぎの作曲家は「E.サテイー」、本当に嫌がらせが好きだったようです。
真面目な曲名が評価される世相に反抗したといわれます。
一方犬が好きだったようで、「犬のためのぶよぶよした前奏曲」などと命名した。
また、「いつも片目を開けて眠る、見事に太った裸の王様を目覚めさせるためのファンファーレ」などとふざけた長い題名の曲名、自分自身を皮肉ったトランペット 2 重奏との事です。

また、何と、同じメロデイを 840 回繰り返す「ヴェクサシオン」、日本語で「嫌がらせ」だそうです。
途中で水を飲んだりして、正直飽きたようで、演奏時間は約 20 時間でした。ベートーベンもダジャレの曲を、「ホフマンよホーフマン(ご機嫌取り)になるなかれ?
そして、有名な曲「ウエリントンの勝利」では、演奏に大砲を 120 発使った、ということ! 更に、小銃乱打を楽譜で指示しているという、お騒がせな曲です。

③らららクラシック/ショパン/ピアノ協奏曲第 1 番
ショパンにとって、このピアノ協奏曲第 1 番は、切ない恋の協奏曲になってしまった。
コンシアンツイア・グアドコフスカに恋をしてしまったが、内気故声もかけられなかったようで、告別演奏会で最初の協奏曲を演奏してポーランドを去ったとのことでした。
この曲は、都はるみの名曲「北の宿から」の最初の出だしの「あなた変わりはない」まで全く同じメロデイで、チョット笑ってしまいますね?

④ショパン/ピアノ協奏曲第 1 番
ピアノ:エフゲーニ・キーシン
ウラディミール・アシュケナージ指揮、シドニー交響楽団

最後は、エフゲーニ・キーシンのピアノ、ウラディミール・アシュケナージ指揮、シドニー交響楽団の、ショパン/ピアノ協奏曲第 1 番を鑑賞しました。
キーシンのピアノは、かなり神経質な感じではありましたが、良い演奏会だったと思います。

LSC関西としては第8回でしたが、従来からの松寿会同好会では、今回が新たなスタートの第 101 回目でした。(8 年続いております)
今後も、2つの同好会のコラボで進めていきます。

次回は 5/11(水)に開催致します。
5 月はブラームス生誕日(5/7)を記念して、5/11 に交響曲第 1 番、5/25 に交響曲第 4 番を鑑賞いたします。
多くの方の参加を期待いたします。

同好会活動

コメント

ロングステイクラブ関西