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アメリカ東海岸文化の旅 山田耕作 記

会からのお知らせ

第28回オンライン旅行セミナーのご報告

  • 日時: 2022年4月23日(土) 13:30~15:30
  • テーマ: アメリカ東海岸文化の旅
  • 講師: 堀 智恵美・資料作成 不破精一
  • セミナー参加者: 32名

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 講師をしていただいた堀智恵美様には、昨年の3月29日に「アメリカ南部音楽のルーツを訪ねて」と題し講演をいただき、今回がアメリカシリーズの第2段です。
 今回は、2017年に東海岸のボストン(2泊)→ニューヨーク(5泊)→フィラデルフィア(1泊)→ワシントンDC(2泊)をアムトラックで移動し、堀様・不破様に案内いただいた旅をもとに講演いただきました。前回の音楽文化に引き続き、芸術(美術)文化を中心に説明いただきました。

ボストン

・ボストンは学生の街で120の大学があり、人口の1/3が学生と言われています。中でも1836年にハーバード氏が設立したハーバード大学は、ケネディやオバマ、ブッシュ等の歴代大統領を輩出しているそうです。余談ですが、ハーバード卒業生の平均所得は2,000万円で、学生時代に将来の目標を定めていた人は、その2倍だそうです。
・ボストンの街は1,600年代の建物と近代的な建物が混在しているそうで、バスでの観光がお薦めです。
・ボストン美術館も必見です。
・食事は海岸に面していることから、美味しい海鮮料理が楽しめるそうです。

ニューヨーク

・アムトラックの駅から徒歩で行けるホテルが便利です。
・ニューヨークの夜景が満喫できる、ディナークルーズは最高とのことです。自由の女神もライトアップされた姿が見られるそうです。
・ハーレムの教会でミサに参加することにより、何故ハーレムで生活しているのかを理解できるそうです。
・夜はジャズクラブ(ビッグバンド、ブルーノート等が出演)やミュージカルの鑑賞を楽しみます。
・市内観光バスで市街全体を見ることが出来ます。ロックフェラーセンター、セントラルパーク、エンパイヤーステイトビルディング、メトロポリタン美術館等を廻ります。
・メトロポリタン美術館では多くの巨匠(ゴッホ、ゴーギャン、ルノアール、モネ等)の絵画が楽しめます。画家達は日本の浮世絵から大きな影響を受けているそうです。
・アポロミュージックカフェでは、毎日素人のど自慢が開催されており、ここから多くのアーティストが生まれているとのことです。

フィラデルフィア

・ペンシルバニア州のフィラデルフィアは、1776年に英国領から独立してからの10年間アメリカの首都であったそうです。また、フィラデルフィアは兄弟愛という意味があるそうです。
・ドイツ系移民のアーミッシュ教の人達が暮らす牧場があります。文明とは疎遠の生活で自動車も無く馬車が移動手段で、衣服は全てが無地だそうです。干してある洗濯物にも模様がありません。教会も礼拝も無く、見学に訪れる人が多くなり、観光地となっているそうです。
・個人所有の絵画を展示しているバーンズ財団の美術館には、ルノアールやセザンヌ等の絵画が多く展示されているそうです。

ワシントンDC

・首都ワシントンではホワイトハウスや国会議事堂、ケネディも埋葬されているアーリントン墓地等の、日本人もよく知る場所を訪れました。
・博物館では、実際に使用された宇宙飛行船やリンドバーグが使った飛行機、ヨーロッパへの飛行を初めて試みた女性が愛好した飛行機等も展示されているそうです。紹介いただいた旅行の集合写真には、存じ上げている会員も見受けれました。旅行費用は航空運賃を含め47万7千円(食費・枕銭・お土産等を除く)とのことでした。来年の秋頃には、お誘い旅行を計画する予定です。

絵画作品抜粋

投稿編集 安樂秀典

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