2月26日、近鉄電車富田林駅に11時に集合して出発しました。まず、駅前の観光案内所でパンフレットを受け取り、10分もかからずに寺内町へ到着しました。そこでは、江戸時代の街並みが整然と整備され、美しい景観を楽しみながらゆっくりと移動しました。

特に印象的だったのは杉山家住宅で、貞享2年(1685年)に酒造業として創業し、元禄から天明5年(1785年)にかけて繁栄を極めた歴史ある商家です。この立派な木造瓦葺の住宅は昭和58年12月に重要文化財に指定されています。


続いて訪れた寺内町交流会館では、豪華なひな壇飾りを見ることができました。豪商の華やかなひな壇と京都公家の伝統的なひな壇の飾り方が対照的で、学芸員の方から詳しい説明を受けながら休憩をとりました。


昼食は会館前の蕎麦屋に行きましたが満席だったため、近くのおでん屋でいただきました。
午後は寺内町の高台から石川へ降り、サイクリングロードを通って道明寺天満宮を目指しました。途中、持参した甘酒を温めて乾杯し、気分を一新しました。



道明寺天満宮では、多くの梅の盆栽が展示されており、早咲きの品種や蕾の状態の異なる色とりどりの梅の花を楽しみました。




この日は比較的暖かく、事故もなく無事に行程を終え、道明寺駅で解散しました。参加者は高木さん、藤津さん、坂本さん、生野さん、松口さん、吉村さん、奥田さんの7名でした。
編集担当:高田幸夫