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爺軍団4人のベトナム中南部の旅 平田和彦記

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 ベトナム航空にてハノイ経由中部・ダナンへ。
ダナンを拠点に3泊、フエ、ホイヤンへ。
車中泊1泊。
ニャチャンを拠点に2泊。
ダラット拠点に1泊。
ホーチンミンで1泊。
ホーチンミン空港より関空へ。(9泊10日)

ダナン1

                     Chi House Danang Hotel and Apartment 3泊
ダナン市内を北上、山麓沿いにつづら折りの道を上ると「ハイヴァン峠」到着。眼下に市街地、東シナ海が見渡せる風光明媚な場所でした。

ダナン・ハイヴァン峠からの景観

フエ

 この街には世界遺産 ・グエン王朝(19~20C)の「王宮」跡があります。東西642m、南北568mの広大な敷地。周囲には濠が巡らされ、東西南北には門(王宮門等)、敷地内には正殿、菩提寺、劇場、皇族の住居等があります。2.5時間精力的に歩いたが、到底見切れません。猛暑も加わり疲労困憊の見学となった。
 王宮内は良く手入れされ、戦火の痕跡は見受けられません。紫禁城を模しての造営、優れた装飾物には目を見張るものがありました


 川沿いにある17世紀創建の「ティエンム寺」。21.2m高さ、七層八角形の仏塔。青銅製お釈迦様が祀られた「ダイフン寺」本殿参拝。

 次いで歴代の皇帝の御陵見学。中国風の建築様式の第2代「ミンマン帝陵」。引き続き西洋風の建物、東洋の磁器、山門等と玉石混合の様式の第12代「カイディン帝陵」見学。炎天下、車の冷房に感謝しながらダナンのCni Hotelへ帰参。徒歩1,2万歩、車走行距離250km。忙しい一日でした。

ダナン2

 「五行山」(五つの山が林立)訪問。その五山の内一番高い山トゥイーソン(標高108m)へ。この山は大理石で出来ており、6つの洞窟、お寺、展望台がありました。洞窟には仏像が祀られ、神秘的な雰囲気でした。又晴天下、展望台からの眺めは最高でした。急傾斜の石段を慎重に下り、麓のノンヌック村のお店で、冷えた椰子の実ジュース(180円/個)は最高に美味しかった。
次いで「チャム彫刻博物館」訪問。チャンバ遺跡、ミーソン遺跡、ドンユーン遺跡の出土品(ヒンドゥー教シヴァ神、ガネーシャ神の石像等)や彫刻芸術品が大量に展示。素晴らしい出土品が目白押しでした。

ダナン3

 ダナンから西南の山間にある世界遺産「ミーソン遺跡」訪問。チャンバ王国(2~17
C)の聖地。擦り合わせレンガの建物、壁面の石像等が散見されるものの、自然崩壊とベトナム戦争時の空爆等で崩壊が進んでいた。タイミング良くエキゾチックな民族舞踊も鑑賞。

ホイヤン

 昼前にダナンから40㎞離れた「ホイヤン」訪問。古くから日本との交易で交流があった街。古い街並みが残るチャンフー通り、川沿いのバクダン通りを散策。ブーゲンビリア、ミモザが咲き誇り、落ち着いた静かな街との印象。
 冷房の効いたお店で遅めの昼食(SAKURA RESTAURANT)。入手先を探し廻り、ようやつとゲットしたホイヤンチケットにて、古刹見学。歩き疲れた足を癒すべくマッサージ店へ。1時間経過、夕暮れ時、街の様相はガラリと変貌していました。川には多くの船、店頭はネオンやランタンで明るく輝き、通りには大勢の人出、久し振りに雑踏を徘徊する羽目に(笑)
ダナンに戻り、寝台列車にてニャチャンへ向かいました。

ニャチャン

                     SUNNY SMES – VIRGO NHA TRANG  2泊
 10時過ぎチェクイン。洗濯と昼寝。昼食を兼ね外出。ぶらついた先は眼前のビーチ散策。西欧人の家族連れが目立ちます。夕食は、海岸沿いのシェラトンホテルでディナーバイキング。
 ニャチャン港より「アイランドホッピング」に出掛けました。イタリア、韓国、ベトナム人、我々13名は船足の遅い船に乗船。目的地に到着迄の間、大音量の音楽を流し踊りまくっていました。その輪にYさんも加わりました。対岸の島に到着後、ダイビング、シュノーケリング、泳ぎを楽しみました。昼時、ニャチャン港に戻り。参加メンバーが丸テーブルを囲み、素朴な美味しい昼食を戴きました。後半は高速船にて対岸の「バイチャンビーチ」へ。旅の疲れを癒す絶好の一時となりました、波打ち際で波の音を聞きながら昼寝。寛ぐ素敵な2時間でした。

ダラット

                   La Fleur Premium Central Apartment Hotel 1泊
 朝8時過ぎ、ニャチャンを出発。Grab配車のSUVにて「高地ダラット」を目指しました。ニャチャン市内を抜けると一面が田園風景。山麓のくねくね道を駆け上がり峠越え、3時間程でダラット市内のHotelに到着。近くのレストランDOIDEPにて昼食。市内観光は「Crazy House」、「ダラット市立植物園」、チャイマット駅から「観光列車」乗車後、Hotelへ。夜は「ナイトマーケット」へ。

市内観光、ダラット市内から南5kmの「ダタンラの滝」訪問。周辺はアクティビティ満載のエリア(キャニオニング、ローラーコースター、アスレティック、ケーブルカー等)。このローラーコースターでスリルたっぷりの下りを味わい、滝の景観をゆっくり鑑賞。上りも再度乗車。楽ちんそのもの。このローラーコースターを利用、2カ所の滝を見学。


 近場の「ケーブルカー」に乗車、ダラットの街、下車後「チェックラム(竹林)禅院」訪問。

ダラット空港へ向かう途中、市内から50km離れた「ポンガの滝」訪問。幾重にも水流が分岐する分起爆、壮大な景観の滝でした。東洋のナイヤガラと称されるだけありました。ダラット空港よりホーチンミン空港へ。Hotel到着は夜9時過ぎ。

ホーチミン

                        Bong Sen Hotel Saigon    1泊 
 Hotel にて朝食バイキング後、午前中「ホーチンミン市内散策」。近くの「ホーチンミン歌劇場」前で歌唱ショーを鑑賞。「ホーチンミン人民委員会庁舎」外観見学。コロニアルスタイル、天井が高くアーチ形の「サイゴン中央郵便局」。道路を挟んで「サイゴン大教会」(現在修理中)。次いで「統一会堂(旧大統領官邸)」と順次見学。戦争の悲惨さを写真、現物で訴求している「ベトナム戦争証拠博物館」はノーモアウォーを痛感。午前中最後は「ベンタイン市場」訪問。所狭しと衣服、日用品や食料品が山積み。ちょっぴり買い物してHotelへ帰りました。昼食後、自由行動。疲れ気味の体調、ベトナム滞在最後日「タオタン公園」にてのんびりと休養。ホーチンミン空港へ。ラウンジにて飲食後、夜中ベトナム航空にてへKIXへ、5時間20分のフライトでした。

 ベトナム中南部の旅は、短期間ながら密度の濃いい旅でした。日々の行動はSUV運転手付き、都市間の移動は寝台列車、飛行機と色々体験をしました。山歩き、洞窟巡り。山間部の遺跡巡りや海水浴も、アクティビティ満載でした。
 利用したApartment Hotelは4ケ所、何処もゆったりとしたスペース、清潔感溢れしっかり就寝出来ました。全て外食でキッチンを利用する機会は有りませんでしたが、満足出来るものであつた。宿泊費は平均4,600円/泊/人。総発生費用は、10万円程度/人で収まりました(飛行機代除く)。事前の調査、ベトナムの国情(物価安?)のお蔭かなと。
 今回、威力を発揮したのがGrab(グラブ)。出発点と目的地を設定すれば料金が設定され、車中での金銭授受は無く、カード支払い(事前登録)のみ。そこそこの配車タイミングで来てくれました。Grab発生費用は9,800円/6日利用。安い費用には驚きに近い。併せてGoogle 翻訳。私はこれ等の活用状況を観察出来、その利便性を実感。これ等を習熟、実践してくれた仲間に感謝。

和彦
和彦

8月下旬、暑さを覚悟して出掛けましたが、ダラットを除き日中は日差し強く、日々疲れ気味でした。異口同音に歳取ったなと(笑)
今は、長旅、精力的な活動は難しいかなと思っています。
余裕時間を取り、短期間の旅をまた何時か実現したいものです。

編集担当 安樂秀典

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コメント

  1. 渡辺盛夫 より:

    熟年爺様達の素晴らしい旅の様子がよく伝わってきました。羨ましい限りです。

  2. 堀内 法子 より:

    今年一月に始めてベトナム3泊4日一人旅(案内人有り)で訪れて食に魅了されました👍😋
    再び来春一月にメンバー女性5人で予定されたので、
    予備知識として楽しく読ませて頂きました❗️
    矢張り同じ所を回る様ですが、
    私はベトナム食が愉しみで〜す😋🥰
    有難う御座いました🙏🤗

  3. 宗村新一郎 より:

    来年1月チェンマイ滞在中.ダナンへ4泊5日の旅を予定しています、ベトナムは初めてだけに参考になりました。
    感謝です、有難うございました。

  4. 郡 幸子 より:

    平田グループのお久しぶりの旅でしたね。
    全てが、懐かしく楽しく拝見いたしました。
    私たちは、15日間でしたからノンビリの旅でしたが、
    少し、慌ただしい様子ですね。

    ベトナムは、食が日本人に合いますよね。

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