- 日時: 2021年6月11日(金) 13:15~15:30
- テーマ: 宇宙の旅
- 講師: 西脇 勇(関東支部会員)
- 参加者: 参加申し込み者32名(欠席3名)
本題に入る前の雑談タイムを利用し、蔡総統より安倍前首相に提供の要請があった新型コロナウイルスのワクチンについて、諸問題がクリアーされたことを受け、日本政府より台湾政府に125万回分提供されました。これに行為に対して、台湾銀髪協会創会理事呂世光先生、台湾銀髪協会聯合会理事長林幼美大姉よりお礼の挨拶(通訳は頼文禮会員)をいただきました。
今回のテーマ「宇宙」について、関東支部の西脇会員より説明をいただきました。宇宙と聞けば、太陽系や人工衛星が飛び交う空間を想像しますが、説明いただいた宇宙とは、太陽系などは塵の一粒ていどの世界であることが分かった程度で、内容についてはまったく理解できていません。そのため、申し訳ありませんが、説明いただいた内容の項目を箇条書きのみでご報告させていただきます。
・宇宙とは
・宇宙の物質
・宇宙の始まり
・宇宙の物質はどうして出来たか
・物質と反物質の研究 T2K実験・・・ニュートリノ
・宇宙は数千個の銀河
・ラニアケア超銀河団
・一点(グレイトアトラクター)に集まる銀河
・宇宙の背景放射(電磁波)
・宇宙の数値と予想値(年齢138億年、銀河数 数千億)
・天の川銀河系
・銀河の4本の腕
・オリオン椀の中へ、オリオン座のペテルギウス、オリオン座のワシ星雲
・イータ・カリーナ星雲、ミスティック星雲
・ペテルギウスの終焉
・夏の大3角形(ベガ、アルタイト、デネプ)
・織姫(ベガ)と彦星(アルタイト)
上記の中で、赤字で示しましたのは、皆様が見聞きしたものではないかと思われるニュートリノです。現在日本学術会議会長で、ノーベル賞を受賞した梶田隆幸東京大学教授の実験(T2K実験)で有名です。T2K実験は、295Km離れた茨城県東海村に位置する施設から、ニュートリノを発射して、岐阜県飛騨市神岡町のスーパーカミオカンデで観測するものです。ここで、「ニュートリノが質量を持つことを示す振動を発見」したということのようです。スーパーカミオカンデには超純水が5万t内蔵され、光電子倍増管によりニュートリノの観測が行われています。今後引き続き実験を進化させるため、2026年の運用を目指し、スーパーカミオカンデの20倍の体積を持つハイパーカミオカンデの設置が進められています。
宇宙に興味をお持ちの方も多くおられることと思います。ご質問等がありましたら、直接西脇会員に連絡いただければ思います。
以上