旅行はいつも夫婦一緒と決め込んでいる。お陰様で旅行の話となると共通の話題が多い。
毎年、この時期になると寒い日本を脱出して温かい南の国へ旅行し始めてもう10年以上になる。今年は残念ながらコロナ禍のせいで中止せざるを得なくなり悔しい限りだ。最近は過去に訪れた国のビデオ映像を見て楽しむことも多い。
もう一度行ってみたいところの一つに夫婦ともに挙げる場所はオーストラリアのゴールドコーストがある。日本との時差が少ないから時差ぼけの心配もなく我々年配者には丁度良い。12月~2月までは夏である。1月は気温28~30℃湿度65~75%ぐらいで日本の夏より遥かにしのぎ易い。雨の少ないゴールドコーストではこの時期は少し雨が多いが大阪の夏の降雨量と変わらない。
コンドミニアムの22階に滞在
ゴールドコーストのサーファーパラダイスの海岸線には高層ビルが立ち並んでいる。高層ビルの最上階から眺める長さ40kmに及ぶ海岸線は絶景である。私たちは高層ビル22階のコンドミニアムを借りて2週間滞在した。治安が良く夜の海岸線にはマーケットが開かれてにぎわう。立ち止まってストリート・パフォーマンスや出店を覗いてみるだけでも飽きることはない。人気のレストランに入ってオージービーフやシーフートを舌鼓するのもよい。
宿泊コンドミニアムから海を臨む | 夜のサーファーパラダイスはとても賑やかでした |
サイクロンに遭遇
私達が訪れたときに偶然にもサイクロンに遭遇した。その偶然のサイクロンのお陰で素晴らしい感動シーン(添付の動画参照)に出会った。サイクロン襲来の情報を得たのは現地に着いて2日目のことである。ネットで知り合った現地在住の人からメールが届いた。急いで近くのスーパーへ食材を買いに行きLDK付の部屋に引き篭ることにした。丸2日間妻の手料理で過ごした。部屋はオーシャンビューの22階にあったので、高波が押し寄せてくる様子がド迫力で目の当りにした。現地知り合いと情報交換したり、英語TVドラマ(半分ぐらいの理解)を見たりして過ごした。サイクロンが通り過ぎると、待ち構えたように人々はビーチに繰り出した。荒波と共に押し寄せる『波の華』の大スケールは言葉に言い表せないものであった。滅多に見られない光景に感動の連続であった。人々は波の華と共に大いにはしゃいでいた。
波の華はとても綺麗でした | サイクロンの去った後のビーチは賑やか |
亜熱帯雨林の森をハイキング
ゴールドコーストから一歩内踏み込んで陸部に向かうと大自然がいっぱいである。ラミントン国立公園もその一つである。世界遺産に指定されている世界最大の亜熱帯雨林の森である。珍しい動物や食物の宝庫である。コアラやワラビーにも出会える。樹海の中にはウオーキング・トレイルが整備されている。地上から10mの高さに長い吊り橋が木の合間を縫うようにして続く。吊り橋を歩くと森の動物たちと一緒に楽しんでいるような気分になった。
亜熱帯の森を夫婦でハイキング | コアラに出会いました |
4WDに乗って白い砂浜ドライブ
4WDに乗って砂浜を疾走 | パラセーリングで鳥のように! |
滞在中に日本の留学生に会い、一緒に離島に出かけた。ノース・ストライド・ブローク島である。世界第二の砂の島と呼ばれフェリーで渡った。4WDに乗ってオフロードのデコボコ道をスリリングに走った。限りなく続く海岸線の波打ち際を走ると爽快そのものであった。
いつものように趣味の動画を制作した。「のんびりオーストラリア・ゴールドコースト」(7分)の動画です。
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