海外・国内の旅行、長期滞在好きの仲間が集まったサークルです

ならまち散策とバルーン教室 大阪府 高田美枝子 記

同好会活動

私は久しぶりにバルーン同好会に参加しました。今回の集合場所は、近鉄奈良駅前の行基菩薩像の噴水前でした。10時に待ち合わせをして、14人で奈良町を散策しました。初参加者も2人いて、楽しく話しながら歩きました。大型連休の初日だったので、観光客がたくさんいて、有名なお店には長い列ができていました。私は、コロナ禍が落ち着いて本当に良かったと思いました。

 後藤繁さんのコース説明の後、奈良町界隈の散策をスタートしました。最初は猿沢の池を一周、池越しに見る興福寺の五重塔はいつもながら見事でした。

そして商店街を通り世界遺産の元興寺に立ち寄ってから「にぎわいの家」へ行きました。ここは、1917年に建てられた古美術商を改装したもので、広い座敷や茶室、仏間などがありました。

二十四節気の季節感を大切にしてあり、今は『穀雨』ということで玄関先に季節の花を生けたり、庭先には鯉のぼり飾ったりして季節感をしつらえてありました。床の間の床框に使われている螺鈿は見事でした。奈良町ならではの歴史的建物・町家をたっぷり楽しみました。

高田美枝子
高田美枝子

下の各写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。日本の町家の味をあちらこちら見受けられ、また行ってみたくなるような季節感あふれるところでした。

 その後、吉田蚊帳店に入って昔懐かしい蚊帳や吸水性の良い布巾やのれんなど見学しました。この店の布巾はとても気に入っておりカラフルで家でもいつも使っています。

奈良町資料館にも立ち寄りました。吉祥堂の看板があり、入口にはたくさんの「身代わり申」が吊り下げてありました。『身代わり申』は奈良町のあちこちに飾られ奈良町のシンボルのようになっていますが、その意味を初めて知りました。庚申さんのお使いの猿を型どったお守りで、ここだけではなく魔除けとして、奈良町の家の軒先に多くぶら下がっていました。

昼食は江戸時代より続く老舗奈良漬屋「あしびの郷」のレストランでした。名物のお漬物は勿論のこと奈良漬の焼き魚などの「ならまち御膳」を美味しくいただきました。

午後からは、バルーン教室に参加しました。後藤成子さんの指導の下で、私たちは、カボチャやブドウといった果物をバルーンで作りました。

我が家には、孫たちが連休中に遊びに来る予定なので、バルーンを上手に作って喜ばせようと思って真剣に作りました。しかし、カボチャやブドウを作るのは簡単そうに見えて、意外と難しかったです。家に帰ってからも練習して、形の良いブドウを作れるように頑張りたいと思いました。

高田美枝子
高田美枝子

下の各写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

とても熱心にワイワイ楽しんでいる様子・・・。中には上手く形が出来ず「訳あり葡萄」も・・・。

 このような、奈良町散策付きの楽しいバルーン教室を企画して頂いた後藤さん夫婦にはとても感謝しています。ありがとうございました。

高田美枝子
高田美枝子

 初めてLSC関西のHPに投稿しました。主人がいつも会員の皆さんに苦労して原稿依頼をしているのを見て協力することにしました。書き始めると『案ずるより易し』でした。スマホのLINEを使って文章入力して簡単に書き上げることが出来ました。写真はすべて主人が撮りました。

 コロナ禍も収まりつつあり、お出かけの機会が多くなると思います。皆さんも旅行記や同好会活動報告などの気軽に投稿して協力をお願いします。

  編集担当: 高田幸夫

同好会活動

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