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奈良公園・若草山ハイキング LSC関西ハイキング同好会 廣川鷹七・平田和彦記

西日本

 3年振りの会員相互の親睦を兼ねた【ハイキングの報告】です。場所は「奈良公園・若草山歩き」です。11月19日(土)総勢32名が近鉄奈良駅に午前9時30分集合。古都奈良の静かなる佇まいのの代表地「奈良公園」をメインに、紅葉や鹿たちと戯れながら、日頃、閉じこもりがちだった生活から解き放され、気分転換を図ろうとの狙いです。
※画像はクリックすると拡大表示されます。

 晴天下、東向商店街途中左折、藤原不比等開祖の「興福寺」境内の国宝、重文の建物(北円堂、南円堂、新たに復興された中金堂、五重塔、東金堂、国宝館)を眺めながら奈良公園を東上、食事・宿泊が可能な数寄屋風の建物が立ち並ぶ「江戸三」の側を通過、鷺池(さぎいけ)に浮かぶ「浮見堂」にて小休止。更に東へ進むと春日大社参道入り口。右に広大な公園「飛火野」には樹齢100年の巨樹・クスノキ(明治天皇行幸記念樹)を鑑賞。参道左右には多くの石灯籠、杉木立。二之鳥居付近で中休止。有志は楼門をくぐり「春日大社本殿」にてお参り。

 元気を取り戻し、春日大社の国宝殿側を通過、裏手の紅葉の森を抜け、小川側の風情ある藁葺の家屋「春日野もみじの里水谷茶屋」到着。此処は残念ながら赤紅葉時期には1週間早かった。

興福寺・新たに復興された中金堂前
広大な公園「飛日野」にある明治天皇行幸記念樹の大クスノキ
鷺池に浮かぶ浮見島
風情あね茅葺の家屋「春日野もみじの里・水谷茶屋」

 石段を登れば「若草山」登山口。今回は南ゲートより入場(団体120円)、この山は標高342m、1~3重の階段状の山。年齢、疲れを考慮し1重の台地迄登りました。とは言え100m強の階段を一気に歩く訳ですから青息吐息。でも見事全員踏破。下界の奈良市内の遠望を眺めながらの昼食団欒。20°Cぽかぽか陽気、少し霞がかかって居ましたが生駒山、二上山、葛城山等バッチリ。食事中鹿達が餌を求め周囲をうろつくのは参りました。早立ち過ぎた12時過ぎ、北ゲートに向けて木立のジグザグ道、階段を経て下山。

若草山の登りの階段は、後期高齢者には厳しいものがありました。
中腹で昼食です

 毎年お水取り(修二会)の行事が行われる「二月堂、三月堂」を遠目に鑑賞。30分時間を取り、皆さんを参拝にお誘いすべきだったと後で反省。二月堂を借景に石段、土塀の景観が喜ばれる東大寺裏参道、中途でのイチョウの黄葉は見事でした、東大寺の側道を歩き、大勢の人混みでごった返す南大門前へ到着。大仏殿駐車場より「ぐるっとバス」(100円)を利用し(3km弱の徒歩を無)、元興寺・なら町下車。徒歩3分、乾いた喉を潤し駄弁る反省会会場のピザの店「ervo binanco」、15分後クレープの店「crepe cafe」到着。

紅葉が盛りです。
絵になります。東大寺裏参道
お水取りで有名な二月堂

 2箇所に分散しての会食開始。話題は、遊びの話、次なる海外旅行先の話、健康の話等ワイワイガヤガヤ。あっと言う間の期間経過。午後2時過ぎ解散、ウインドウショピングをしながら、なら町、下御門商店街、餅飯殿センター街、東向商店街を抜けて近鉄奈良駅到着。土曜日とあって大勢の観光客でごった返しコロナ禍はどこ吹く風。好天に恵まれ、終わりのバス便利用は好評であったが、個々の風景写真を撮る暇もなかった?少し慌ただしい急ぎ足の案内。反省会場を分散せざる得なかった事に対し工夫して置くべきだったと反省しながら帰途についた。

廣川鷹七
廣川鷹七

 今回の参加者32名が近鉄奈良駅に集合、天気は申し分のない快晴。朝、9:30頃は放射冷却のせいでかなり肌寒かったが、太陽が昇るにつれて暖かくなり、昼前ごろからは上着を脱ぐ人も出始めてきた。

 まず最近大規模リニューアルされた有名な興福寺を左に見て、重文の円窓亭、浮見堂を経て春日大社でトイレ休憩。奈良公園と言えば鹿、餌である名物(?)の鹿せんべいをねだって甘える鹿が相変わらず可愛いい!

 コロナ感染拡大防止対策として規制されてきた色々な行動が緩和された今、奈良公園も多くの外国人がウォーキングと観光を楽しんでいた。久しぶりに色々な外国語が飛び交っていた。参加しているLSC会員も約3年間コロナのせいで遠ざかっていた海外ロングステイの話題や情報交換に花が咲いていた。約40分のトイレ休憩の後、若草山へハイキング登山(?)、最初は元気な話し声が飛び交っていたが登るににつれ静かになっていき、やがて荒い息づかいだけが耳に入るようになり昼食処(場所)に到着。1時間ほどの昼食を楽しんだ後、東大寺を目指し下山した。境内を散策しながらバス駐車場に向かった。今回の参加人数が多いため一軒のピザ店に入れ切れず抽選で2グループに分けて反省会を実施、約1時間ほどワイガヤを楽しみハイキングを終了した。

奈良に又遊びにきてくださいね、餌、忘れないように! 鹿一同より

投稿編集 安樂秀典

西日本

コメント

  1. 堀口昌之助 より:

    皆さん一度ならず行かれたところでしょうが、友、仲間が変われば、新鮮だし、何より若草山登頂が、大山に思えたことでしょう。それだけ何かがいっているのでしょう。
    兎に角、参加できる今が最高。

ロングステイクラブ関西