今回は少し趣の異なったバックパッカーの旅の紹介です。 タイ・ラオス・ミヤンマー・カンボジアの4か国を2019年の10月~11月の22日間をかけて、シニア男女5名での旅行の様子をお話し頂きました。関西空港からタイ・バンコクへ、カオサンの宿を起点にして旅を始められたそうです。旅の道中の移動は全てバスを利用され、バンコク→ラオス(ヴィエンチャン→ルアンパバーン)→タイ(チェンマイ)→ミヤンマー(ヤンゴン)→カンボジア(プノンペン)→タイ(バンコク)が、移動順序です。赤い線が陸路、緑の線が空路の旅です。
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タイ(バンコク)
ラオス(ヴィエンチャン・ルアンパバーン)
・ラオスはメコン川が貫き、タイ、ミヤンマーとメコン川で国境を接しています。ニューョーク・タイムズで、世界で一番行きたい国第1位に選らばれたこともあり、東南アジア最後の秘境とも呼ばれ、世界中から多くの観光客が訪れているそうです。
・首都ヴィエンチャンへ夜行バスで、その後ルアンパバーンへ。かつてはフランスが統治していたことから、ルアンパバーンはフランスの面影もあり、みだり豊かで、物価も安く、治安も良いことから、ロングステイには最適とのことです。
・バンコクから飛行機であれば、1時間30分程だそうで、チェンマイへも便利だそうです。
ラオス(ルアンパパーン・東南アジア最後の桃源郷、まるごと世界遺産)
タイ(チェンマイ) ロングステイNo1)
・チェンマイではロータスホテルにステイされたそうです。会員の皆さんはチェンマイに詳しい方が多いことから、少しだけコンドミニアムの紹介を頂きました。
・チェンマイから夜行バスでミヤンマー(ヤンゴン)へ。
ミャンマー(遺跡と寺院の国)
・現在の首都はネービードーです。ヤンゴンはインフラ整備が悪く、軍の意向で首都の移転が行われたようです。
・街中には、パコダが点在していますが、バガン遺跡群は40㎞にも渡り広がる平野にあり、数千のバゴダや寺院が点在しているそうです。後に述べるアンコールワットやインドネシアのボロブドゥールと共に、世界3大仏教遺跡に数えられるそうです
・ゴールデンロックは巨大な岩壁の上に、さらに高さ約7mの丸い岩が載り、落ちることなくとどまっている黄金に輝く岩(訪れた人が金箔を貼った)です。
・ヤンゴンからバンコクへ移動し、カンボジア(プノンペン)へ
2,500年前に建てられたとされている。釈迦及びそれ以前にこの世に現れた3人の菩薩の遺体の一部が収められていて重要な聖地となつています。
仏塔の高さは100mある。上部にはダイヤ、ルビーなど約6,000個以上装飾され、一番大きなダイヤは76カラットある。お釈迦様の髪の毛が奉納されており信者にとっては大切なものである。
カンボジア(圧倒的なアンコールワット シェムリアップ)
・有名なアンコール遺跡群があります。3㎞四方の広さで最大の遺跡はアンコールトムですが、アンコールワットが有名です。アンコールワットは世界3大仏教遺跡に数えられています。
・バンテアイスレイ寺院は10世紀後半に建立された「女の砦」とも呼ばれる寺院で,繊細な彫刻や浮彫り細工のレリーフは見事だそうです。
・ポル・ポトの大量虐殺や内戦もあり、未だ経済的には貧しく、中国との繋がりが深くなり、遺跡の拝観料等も中国の返済に充てられるそうです。
バンティアイ・スレイ寺院
「女の砦」の意味。赤い砂岩で作られており、美しい彫刻が前面に彫られている。
観光客に大変人気があり「アンコール美術の至宝」と呼ばれている。中でもデヴァターの彫刻は「東洋のモナリザ」と呼ばれている。
バックパッカーの経験者は1名とのことですが、20㎏近くのバックバッグを背負い、宿やバスの手配はネットで行いながらの移動だったそうで、その行動力と元気さには驚かされました。22日間で費用は15万円程だったそうです。シニアーのバックパッカーのため、若いバックパッカーに比べると贅沢な旅だったそうです。写真で旅の様子をお楽しみください。
トラブルも多かったですわ! バンコクからヴィエンチヤンまで陸路12時間のところ、バスの故障で3回乗り換えて30時間くらいかかりました。
投稿編集 安樂秀典