海外・国内の旅行、長期滞在好きの仲間が集まったサークルです

長良川サイクリング 滋賀県 松本恵子 記

西日本

 ロングステイクラブ関西のサイクリング同好会としては今年に入って、1月4日初詣輪行、2月18日灘・三宮輪行、2月28日京都梅林巡りに続き、4回目のサイクリングは、3月17日から1泊2日の長良川サイクリングとなりました。

 関西各地から乗り継いで高山線の美濃太田駅に着いたのは9時半でした。コロナ禍の久しぶりの1泊旅行とあって、メンバーの顔に笑顔いっぱい溢れ小学校の遠足気分でした。そこから長良川鉄道に乗り換え、のどかな景色を眺めながらみなみ子宝温泉駅に着き、岐阜在住メンバーのM氏と交流しいよいよサイクリングのスタートです。

 長良川サイクリングコースは長良川に沿って走る緩やかな下りコースで、私達シニアにぴったりのコースです。澄んだ清流や岩肌の美しい渓谷を眺めたり、飛騨杉の林を通り抜けたりしながら、早春の飛騨路をたっぷり満喫しました。

 今回はちょっとした手違いで安倍さんが遅刻となり、長良川鉄道の関駅で待ち合わせすることにして、刃物と円空ゆかりの地・関駅を目指して走りました。ところが関駅がなかなか見当たらず、地図を見見たり、民家に入って尋ねたりしながら予定より40分もオーバーしてようやく到着しました。

 昼食時間も相当遅れ、関市文化会館前広場の東屋でそれぞれ持参した愛妻弁当やコンビニ弁当でランチをとりました。ここでは安倍さんの遅刻の弁解と反省の弁で、大いに盛り上がりました。

 関から岐阜の長良川温泉までは市街地を走り、4時半過ぎに宿泊旅館に着きました。そこは、創業150年の四つ星老舗旅館、夏であれば鵜飼を眺めるの素晴らしいロケーションでした。宿の名前は「十八楼」(芭蕉の岐阜滞在記から引用)、芭蕉も感嘆したと言われる情緒あふれる風情のあるところでした。


 夜はホテル側のきめ細かいウイルス対策とソーシャルディスタンスのお陰で宴会を楽しむことが出来ました。特に長良川で獲れた鮎雑炊と飛騨牛は絶品でした。


翌日は生憎の雨でしたが、そこはリーダーの機転もあり、地元のガイド付き歴史散策に予定変更して岐阜市内の近辺観光をしました。ベテランガイドのお陰で、NHK大河ドラマ「麒麟が来る」でおなじみの岐阜城の歴史を詳しく知ることが出来ました。(右から左へ抜けたかな(笑))
びっくりしたのは奈良の大仏は、実は岐阜の15歳の少年仏師作だったそうです。等々、雨の中での傘をさしての散策でしたが実り多い半日でした。


 宿から駅までは、宿のご厚意で自転車10台をマイクロバスに積んで頂き無事帰路に着くことが出来ました。コロナ禍で日々の健康や心地よい暮らしが遠のく中、サイクリングに出会い青空の下走れることに、高木リーダー始めお仲間の皆様に感謝しています。

メンバーのK子
メンバーのK子

ところで安倍さん、どうして遅刻になったのかな? みんな心配したよね。

安倍さん
安倍さん

よ~く考え反省したんだ。「自業自得」の記事にまとめました。他のシニア会員にも参考になるので、下記にアクセスして参考にしてよ!よ!https://longstaykansai.org/%e8%87%aa%e6%a5%ad%e8%87%aa%e5%be%97%e3%80%80%e5%ae%89%e5%80%8d%e5%8b%89%e3%80%80%e8%a8%98/

編集担当 高田幸夫

西日本同好会活動

コメント

  1. 手川 薫 (神奈川) より:

    皆さん若さ一杯ですね! パンデミック後の旅行準備OKですね!

  2. 奥田 洋 より:

    岐阜大仏 
     黄檗宗 金鳳山・正法寺は宇治市の萬福寺(大本山)の末寺。
    江戸時代初期に建てられた三層木造建築の中に鎮座。
    間近に包み込まれる、心癒される優しい大仏様でした。

ロングステイクラブ関西