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フィリピン・ダバオのロングステイ 山田耕作記

アジア
  • 日時: 2021年11月16日(火曜日) 13:30~15:30
  • テーマ: フィリピン・ダバオのロングステイについて
  • 講師: 正木伸治(関西支部会員) 花田日出夫(元会員) 
  • 特別講師 土屋武信(ダバオ在住)
  • 参加者: 50名

今回は「フィリピン・ダバオのロングステイ」と題し、20年近く日本の春・秋以外の殆どをダバオで過ごされてきた花田様と毎年ダバオを訪れている正木様、加えてダバオから土屋様にも参加いただき、講演をして頂きました。チェンマイ、台湾に次ぐロングステイ先としての興味をお持ちに方が多く、また久しぶりに花田様・正木様のお顔を拝見できる期待もあり、50名の方の参加を頂きました。ダバオ市の概要から始まり、ダバオでの終活にまで話が及びました。花田様・土屋様はダバオで最後を迎えられる予定だそうです。

正木伸治会員                 花田日出夫元会員               土屋武信氏

ダバオの概要

・フィリピンの南部に位置し、人口は163万人でマニラ、セブに次ぐ第3の都市です。
・美しいビーチが点在し、治安も非常によく、女性の一人歩きも安心だそうです。現大統領のドゥテルテが市長の時代に、強権を持てって治安を改善し、現在は娘さんが市長として維持しているとのことです。
・気候は1年を通して平均気温が22度から34℃程度で、夜のスコールの関係で、朝は涼しく快適とのことです。
・言語は広く英語が使われています。学校は英語での授業となっているため、若者は英語を習熟し、その影響で英会話学校が盛んと思われます。
・アクセスはフィリピン航空とセブパシフィックが多用され、往復で4~7万円程度でしたが、来年3月より再就航を開始する時は、10万円程度となるそうです。
・市内の交通機関はタクシーが中心ですが、すごく安く安全だそうです。必ずメーターで走行するそうです。ビザは30日以内の観光であれば不要です。通貨はペソで1ペソが2.28円です。
・日常の買い物はショッピングモールへ行くそうです。日本のような商店街はないそうです。

観光及びアクティビティ

・イーグル動物園、クロッコダイルパーク、多くの公園
・ミンタルの日本人墓地。お盆には多くの参拝者が集まって供養がされるそうです。脇にはドゥテルテ大統領が建立した墓もあるそうです。
・日本歴史資料館、ジャパニーズトンネル等も観光できます。
・ビーチとしては、パンダイスアイランドリゾート、パールファームビーチ等もあります。
・綺麗なビーチでダイビング等のマリンスポーツが楽しめますが、魚を捕る方法としてダイナマイトが使用されてきたことから、海底は荒れているそうです。
・近郊には3か所ほどのゴルフ場もあるそうです。

エデンネイチャーパーク
広大な山中公園。ジップラインで空中散歩がお薦め。園内車でガイドが説明しながら、園内の花園やハーブ園をぐるりと一周り。

マラゴスガーデン
埶帯の草木や花めぐり。昼食はチキンか魚で、美味しく手頃な値段。

日本人墓地
ダバオを訪れたら一度はミンタルの墓地で手を合わせてみましょう。安い花束は現地で入手可能。 毎日清掃のおばさんにチッフ100ペソ位/1 団体。

パールファーム・ビーチ
ダバオで最も高級なビーチ。8〜16時営業。平日1860ペソ/日、土日祝日2300ペソ/日。
片道約40分のボート代。向かいの小島へは無料で渡してくれる。海に浮かぶコテージがあり、宿泊可能。10000ペソ以上/人。女性向き。

英会話勉強
英会話学校は色々な形式で多くある。僕の場合は、午前中のマンツーマンレッスンで10日間。授業料は、当時6000ペソでした。(当時のレートで14000円ほど)下の写真のような小さな個室でレッスンを受けます。

避暑地として、終活の場としてのダバオ

・ダバオ市の気候は、日本の夏の暑さに比べると過しやすく朝夕は涼しいので、避寒だけでなく、避暑にも適しているとのことです。 ・日本の老人施設と異なり、介護士の費用が安く、数名の交代で24時間の介護を依頼しても、10万円程度で最後までケアーしてもらえるとのことです。葬儀も10万円程でとり行われるそうです。

その他(質疑を含む)

・ダバオを訪れて困った時には、花田様、土屋様、正木様の名前を出すと助けてもらえるとのことです。また、日系のハローワールドツアー社の相談すると、多方面について、支援を受けられるそうです。
・病院は費用が先払いとなっていますので、支払いが出来ないと治療をしてもらえないそうです。手数料を支払えばカードでの支払いの出来る病院もあるそうです。
・海や道路で怪我をした場合は、水で傷口を十分に洗って、必ず病院に行って治療を受けることが大切だそうです。感染症になる恐れがあるそうです。
・ステイのコンドミニアムも各種沢山あるそうです。直接ではなく、現地の人に紹介を受ける方が良いとのことです。
ダバオもコロナが収束方向で、少しづつ観光の窓口を開けてきているとのことです。来年の3月頃には日本からの訪問も可能になるだろうとのことです。ダバオ訪問の際には、是非講師をいただいた3名の方のお力添えをいただいて、楽しいダバオライフをお過ごし下さい。

投稿編集 安樂秀典

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