コロナ禍での2泊3日のサイクリング ・・・初日は金沢市街サイクリング
前日の天気予報では3日間とも雨マークのない好天気が続くことになっていた。ところが当日の朝起きると雨が降っていた。急ぎLINEでやり取りして1日目と2日目のスケジュールを入れ替え、雨が降っても大丈夫の金沢市街観光を初日にした。
大阪京都からサンダーバードに自転車を載せて金沢駅に向かった。車組は既に金沢に着いていた。その頃になると金沢の雨も止んだ。参加メンバーの中の晴れ女のお陰かも???。
自転車を組み立て終えた時は12時を回っていた。ランチは鮮魚や野菜で有名な近江町市場で食べることにした。
近江町市場には180店もの店が軒を連ね普段であれば賑わっているところであるがコロナ禍とあって空いていた。我々は名物の海鮮丼のランチを食べた。なんと千円!この金額で海鮮丼を食べるとは・・・。
金沢には度々来ているが自転車で金沢市街を周るのは初めてである。金沢の観光地は兼六園を中心にしてある程度集まっているが、歩いて回るには距離がある。車だと駐車場探しに時間がかかる。自転車で周ると丁度手頃である。長町武家屋敷跡から見学を始めた。
長町から犀川沿いに日本海に抜けるサイクリングロードがある。起伏もなくフラットなコースで市街の中心を抜ける自転車道である。参加メンバー10人は列をなして走った雨上がりの緑豊かなコースを走った。
その後、金沢城公園に向かった。江戸時代に加賀前田藩の拠点になったところである。石川門や五十軒長屋菱櫓などを歩いて回った。
金沢在住の中川夫妻を交えての大宴会
金沢にはLSC関西の会員である中川様夫婦が住んでいる。急にそのことを思い出し、電話して夕食に相応しい居酒屋を紹介して頂いた。そして、ご一緒に食事のお誘いをしたところ、突然の電話にも拘らす、快く夫婦で参加して頂いた。中川様夫婦を交えての久しぶりのアルコール入りの大宴会となった。
二日目は能登半島を走りました
二日目はカラッとした青空の見えるサイクリング日和となった。電車で能登半島の免田駅まで自転車を運び能登半島サイクリングを開始した。先ず、中川様に紹介いただいた銀杏並木に向かった。銀杏の実が色づいていて溢れんばかりに実っていた。
全国でも珍しい車のまま入ることが出来る砂浜がある千里浜渚ドライブウェイに入った。自転車で走ろうしたが、自転車の車輪は、車のタイヤ幅とは違い細いため少し食い込んでしまって走りづらい。そこで整備された「しいかわ里山里海サイクリングルート」を走った。日本海の砂浜を右手に眺めながら自転車道を金沢に向けて走り抜けた。
北陸鉄道の内灘駅から北陸鉄道に乗った。この線は自転車を分解せず乗せる輪行用車両が走っている。貸し切りの車両に乗って金沢へ向かった。
翌日は金沢から日本海の海岸にそって美川に向かった。そこで解散となり、車組と鉄道組に分かれた。
サイクリング大好きな仲間との2泊3日の旅は、コロナ禍にも拘らず最高の思い出を残すことが出来た。シニアライフを存分に楽しむ仲間と爽やかに風を切ってこれからもいっぱい楽しみたいものである。次の企画である沖縄・宮古島サイクリングも楽しみである。
金沢・能登半島サイクリングの動画(7分)
編集担当 高田幸夫