- 日時: 2021年8月6日(金) 13:30~15:00
- テーマ: 我が町自慢 第一弾「我が町豊橋と渥美半島」
- 講師: 鈴木清博(元関西支部・中部ブロック会員)
- 参加者: 20名
今回は旅行記と少し趣を変え、「我が街自慢シリーズ」の第一弾として、豊橋にお住いの鈴木清博元会員に「我が豊橋と渥美半島」と題して、ご紹介をいただきました。
鈴木様は永く豊橋市の市会議員・市議会議長を務められ、市政への貢献から旭日双光章を受賞されました。現在は、地元のボランティア活動の中心的な役割を担っておられます。その傍らで、マラソンにも取り組まれ、12回の完走と4時間切りも達成されたとのことです。
本題の豊橋市は、新大阪と東京のちょうど中間点で、古くは宿場町であったことから、非常に交通の便が良く、一年を通して温暖な土地です。豊橋市・豊川市・蒲郡市・新城市の4市からなる東三河地区の中心です。
田原地区(明海工業団地)にはトヨタ(レクサスの生産拠点)が進出し、自動車産業により財政は豊とのことです。港からはスズキの車を含めて直接輸出され、また輸入車の55%はここで陸揚げされるそうです。自動車のみならず、花卉を中心とした農業生産高も日本一で、菊の栽培では電照菊と呼ばれ、夜間にハウス内を照明で照らし、菊の成熟を遅らせて他の地域より出荷時期を遅らせる工夫もされているようです。 風物詩としては、手筒花火大会があります。古くは17の神社が各々厄払いとして行っ
ていたそうですが、現在は合同で大規模に行われています。 渥美半島の太平洋ロングビーチはサーフィンに最適で、東京オリンピックの会場の候補にも上がりましたが、東京からの距離の関係で不採用になったそうです。海岸には世界中から色んな物が流れ着き、ヤシの実が流れ着いているのを島崎藤村が聞き、今も歌い継がれている「ヤシの実」の歌が出来たそうです。半島の先端の伊良湖岬のすぐ先には三重県の神島が見えます。ここで三島由紀夫の「潮騒」が生まれ、4度の映画化もされました。
機会が有れば手筒花火大会、風光明媚な渥美半島への小旅行企画をお願いして閉会となりました。今後も「わが街自慢シリーズ」を定期的に継続したいと考えています。わが街を紹介したいとお考えの方は、是非手を挙げて頂いて、皆さんに紹介してください。
我が町豊橋と渥美半島
投稿編集:安樂秀典