国境の町ストウトレインからクメール王国の遺跡アンコール・ワットへ
世界中から観光客が押し寄せるアンコール遺跡群。9世紀から15世紀にかけて栄えたクメール王国の夢の跡である。
宿泊地はシュムリアップ。ここがアンコール遺跡群やトンレサップ湖への観光拠点となる。
この街で見過ごしてはならないのが「パブ・ストリート」だ。さまざまな国籍の観光客が集まってくる怪しげな場所(ぼくが大好きな異空間だ)。
店の多くは昼間から店を開けている。昼間のハッピーアワーのビールは0.7$だ。安酒を目当てにシニアの男たちが集って来る。
いろいろ訳ありの男たちのグループだが、諍いごとは少ない。日がな一日、することも無くちびちび酒を飲みだべっている。
ここでのロングステイは天国だ(酒は美味いし、姉ちゃんは綺麗‥)
しかし、男たちの多くは、いずれ(金が無くなると)この天国から追放されるのだ。男たちに安住の地は無い(と想像してしまう)。
シュムリアップでは戦場カメラマン石川文洋も滞在し、カンボジア内戦を撮っている。彼の本からはカンボジアの悲惨な歴史が伝わってくる。
ポルポトの虐殺を知るのは内戦が終わってからだ。
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