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氷と神秘の国・グリーンランド(動画付き)高田幸夫 記

ヨーロッパ/アフリカ

 今から6年前のことでした。アイスランドの火山が噴火し、ヨーロッパの上空は大混乱してから間もなくのこと、アイスラントからグリーンランドへと旅しました。
 このコロナ禍の中、海外には当面は行けそうにないため、過去に撮った感動のグリーンランドの動画映像を再編集したり、往復立ち寄ったアイスランドの写真をパワーポイントにまとめ映像化したりしました。

自然が作り出した氷の芸術品

 北極点に最も近い世界最大の島・グリーンランドは国土の80%は氷で覆われ、日本の2倍の面積があるにもかかわらず人口は5万人ぐらいしか住んでいない。国土の80%が氷で覆われているにも関わらず「グリーンランド」と呼ぶのは入植者を希望する人を増やすためだとか・・・。
 意外と知られていないのはグリーンランドはデンマーク領あると云うことである。高度の自治が認められているためデンマークの内政干渉は殆どない。


 グリーンランドの氷の量は南極よりも少ないにも関わらず、溶解するスピードはなんと南極の2倍以上あり、すべて解けると地球の海面水位は7m上昇するともいわれている。昨年(2019年)の夏に訪れた熱波では、一日で120億トン以上の氷が溶けて無くなったことで話題になった。また、一説によるとタイタニック号が沈没したのはグリーンランドから流れ出る氷に衝突したためとも云われている。
 グリーンランドの主な産業は漁業であるが、私たちはその漁船に乗って、流氷を掻き分けてのアイスフィヨルド・クルーズを楽しんだり、流氷を網で掬ってマティーニのオンザロックを飲んだのは今でも忘れられない。

 《下の映像をクリックすると「氷と神秘の国・グリーンランド」の動画(10分)を見ることができます≫

氷の下の宝物

 分厚い氷の下に手つかずの自然が残されている。石油の埋蔵量が中東に匹敵するとも呼ばれ、トランプ大統領が買収を提案したが、デンマークの首相は「馬鹿げている」と一蹴したのも昨年(2019年)のことである。
 産業の一つに観光業もあるが、観光に適する季節が限られることや旅費がかさむため敬遠されることとも多い。それ故、無垢の自然とほのぼのとした人々の住いがそこにあるともいえる。私たちは専門のガイドではなく、唯一英語が話せる小学校の先生の案内によってイヌイット族の村を見て回った。イヌイット族の住む村を訪れてアザラシの肉やトナカイのスープのおもてなしを受けたことは今でも忘れられない。

立ち寄ったアイスランド

 私たちは、行きと帰りにアイスランドに立ち寄った。アイスランドは名前ほど寒くはない。メキシコ湾暖流が流れているため冬でも思うほど寒くはない。北海道ぐらいの面積に人口は約35万人。溶岩の大地や氷河の自然が広がっている。


アイスランドは「火の国」とも呼ばれ世界で最も火山活動が活発な国で今でも33もの活火山がある。そのエネルギーを利用した発電所も多い。年間を通して降雨量の多いこともあり水力発電も盛んで、水力と地熱を利用してすべての電気消費を賄っており、エネルギー政策先進国(火力や原子力を使わず)でもある。また地熱を利用した世界最大の露天風呂もあり、肌に良い泥パックをしながら露天に入るも日本の温泉とは異なり最高の気分である。
 アイスランドにはたぐいまれな自然も多くある。地球の割れ目、ゲイシール間欠泉、氷河・・・そして、なんといってもオーロラである。私たちが行ったときは、地元のマスコミを大騒ぎするくらいのビックスケールのオーロラを見ることができた。
 アイルランドへはデンマーク経由が一般的だが、私たちもそうであるが、日本からはチャーターを使った直行便も多くなったと聞く。

《下の映像をクリックすると「火の国アイスランドと神秘の国グリーンランド」(8分)パワーポイントの動画を見ることができます≫

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