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小豆島1泊2日のサイクリング  奈良県 後藤繁

西日本

小豆島:瀬戸内海にある島でうどん県(香川県)に属し、古代には「あずきしま」と呼ばれていました。素麺、醤油、佃煮、オリーブ等が生産されていますが、特にオリーブは国内栽培の発祥地として広く知れわたっています。
寒霞渓:日本三大渓谷美、日本三大奇勝、日本百景などに選ばれています。特に晩秋はもみじや楓、銀杏等の紅葉が、そして緑色の松が数多くの奇岩と一緒になりコントラストが抜群で大いに目を楽しませてくれます。

サイクリングいざ出発

そんな風光明媚な小豆島を私達サイクリング仲間9名は、Tリーダーのもと1泊2日の島内サイクリングと観光を体験してきました。

 

 

 

 

初日(11月12日(木))
JR姫路駅にAM8時40分集合でしたが、JR線で駅のホームから線路に人が立ち入りするや、踏切遮断機のトラブルで姫路行新快速電車は遅れ目的の姫路駅に何時に到着するか不安いっぱいのスタートでした。何とか姫路駅にたどり着きタクシーで姫路港へ直行、フエリーの出航時間2~3分前ギリギリの乗船でした。
そんなハラハラドキドキのスタートでしたが、小豆島の福田港に着いてからは、Tリーダーの緻密なスケジュールで楽しいサイクリングができました。
まず、レンタル自転車屋で三段変速自転車5台と電動式自転車4台を借りいざサイクリング出発。
空は快晴、Tリーダ先頭に9台の自転車が1列になって紺碧に輝く瀬戸の海や対岸に見えるうどん県の屋島や五剣山を見ながら、一路国道436号線を軽快に土庄町へ。土庄町ではギネスブック認定の世界1狭い「土渕海峡」を見物。そして潮の満ち引きで姿を変える景勝地のエンジェルロードを渡りました。その後約10㎞程ある半島を一周しましたが、途中にはダラダラ続く登り坂や心臓破りの2段坂があって、三段変速自転車のメンバーは大変でしたが、電動式自転車のメンバーは軽々と走りスイスイと登ります。

国民宿舎小豆島からのサンセット

本日の全行程にはアップダウンはあるものの、全員元気よく第一日目は走行距離延べ20㎞程を走破、無事宿泊場所の国民宿舎小豆島へ辿り着きました。

それはちょうど日没前で瀬戸内海にオレンジ色に輝くサンセットが美しく、疲れもどこかに飛んでいってしまいました。国民宿舎ではコロナウイルス感染防止対策の為、大浴場は同時入浴4名迄と貸し切り状態、食堂も2~3名の数グループだけでゆっくりできました。

2日目(11月13日(金))
今日は昨日と反対の方向の草壁港方面から紅葉で有名な寒霞渓へ。

日本三大渓谷美 寒霞渓

サイクリングは池田港から草壁港付近迄と距離的には短いのですが坂道が多いので、全員電動式自転車を借りました。私は初めて電動式自転車に乗りましたが、操作は簡単で長い坂道も急な坂道でもスイスイと登れるので初日とは比べ物にならない程楽々でした。途中「魔女の宅急便」のロケがあったオリーブ公園を見学庭園の中を散策、次に丸金醤油の明治時代に建てられた工場にも立ち寄り珍しい醤油味のソフトクリームを頂きました。
Tリーダーの時間調整よろしくレンタルした電動式自転車は草壁港近くにある自転車を乗り捨てできる店で返却。本日の延べ走行距離は13㎞程でした。

寒霞渓山頂の展望台にて

ここから寒霞渓山頂へはバスとロープウエイの乗り継ぎです。昨日と打って変わり今日の天気は朝から曇り空、期待していた寒霞渓の眺望は今一つ、麓から立ち込める霧で紅葉も冴えない。残念残念‼それでも諦めることができず山頂散歩道の紅葉を見ながら展望台3カ所に行きました。展望台では時折風が吹き霧が薄くなり瀬戸の海や渓谷が見えるのですが思い描く寒霞渓の景色とは違います。「霧よ!晴れ‼ 美しい渓谷美を見せて」と祈りつつ、食堂やお土産店で帰路の時間待ちをしていました。そうこうしているうちに私達の祈りが届いたのか、午後からは太陽が顔を出し霧も消え美しい渓谷美を見ることができました。帰路は順調でロープウエイ、バス、フェリーと乗り継いで各自家路に向かいました。

今回のサイクリングは2日間延べ43㎞程の走行距離でしたが、平均年齢70半ばのメンバーには結構アップダウンが多くタフなコースでした。リーダーのTさんや今回参加したメンバーの全員が、怪我無く事故無く共に楽しく有意義な2日間を過ごすことができたのは、日頃の健康管理と交通ルール尊守のお陰と思っています。サイクリングをする楽しみは、ドライブと違いゆっくりと景色を見ることができることです。
Tリーダー次は何処へお誘い頂けるのかなぁ~  楽しみにしています。

西日本国内旅行体験記/記録

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