バリ島へはLSCの仲間の男性ばかり9名で10月13日に出発し22日に無事帰国しました。
13日は台風19号が接近し長野、関東には大変な被害を与えましたが関西は僅かの違いで被害を免れ、関空も大変混雑していましたが無事出発することができました。
また帰国の22日は台風20号が接近していましたが幸い南方にそれてくれ無事帰国出来ました。
関空からガルーダ・インドネシア航空で約7時間でバリ島デンパサール空港に16:45(現地時間)に到着しました。
レイを首に飾ったお嬢さんたちに迎えられインドネシアに来たと実感しました。
最初の4泊はクタのホワイトローズクタリゾート ビラズ&スパに宿泊し、後半4泊はもう少し南のジンバランにある、ジンバランベイビーチ リゾート&スパに泊まりました。
いずれもビーチ沿いのリゾートホテルで広い中庭にプールがあり、のんびりと泳いだりプールサイドで過ごせるようになっています。
3~4つ星クラスですが節約のため男同志で二人1室で泊まりました。
今回の旅はリゾート気分を味わってゆっくり過ごそうという目的でしたので朝からホテルのプールで泳いだり、ビーチで朝からパラソルの下で皆でビールを飲んでゆったりと楽しく過ごすこともありました。暑いですが日陰は涼しく乾燥しているので快適でした。
先ず両替で驚いたのは現地通貨ルピアのインフレ的単位でした。1万円を両替しましたが129万ルピアでした。ルピアを円に換算する方法はルピア÷100×80%で大体日本円になるそうです。
今回の旅行を企画してくれたリーダーS氏は現役時代にインドネシアに駐在した経験があるので安心して旅行を楽しむことができました。
滞在期間中、観光地巡りにはリーダーの知り合いに依頼しガイドの運転手と9人が乗れるバンを雇い巡りましたので楽に観光出来ました。
観光初日はクタビーチ散策後、車でバリ2番目に大きいタマンアユン寺院を見学、世界遺産で堀に囲まれた中にメルという多重塔が10棟林立していて中には入れなく堀沿いの道を回って見学しました。次にバリ中西部海岸のヒンヅー教のタナロット寺院に行く。寺は海岸の岩の上に建っていて干潮時には陸続きになっているが満潮時には海に浮かぶ寺院の島になる。此処の夕日はバリで有名で大変美しく輝く寺院をビールを飲みながら眺めた。
夜の食事でクタのメインストリートを歩いているとスポーツバーで大型スクリーンでラグビーの日本対スコットランドが行われていて中に入り応援した。
日本を応援する旅行客も多くともに応援し勝利に酔いしれてビールが進みました。
翌日は車でバリ東方面をツアー。ヒンズー教の総本山ブサキ寺院はウブドのパワースポットと言われ30余りの複合寺院が堂々と建っていた。我々もヒンズーの腰巻をまとい祈り方の講義を受け参拝した。象の洞窟ゴアガジャには神の像が祀られていた。
キンタマーニ高原では広大な裾野が拡がるアグン山3142mを眺めながらテラスでビールを飲みながらのバイキング昼食でした。(写真 上、ブサキ寺院 下、アグン山)
次にトカットチュプン滝に行く。段差の大きい階段を下り川底に降り立ち足首まで水に浸りながら進む。断崖が両側から迫り巨岩の間を進むと真白いカーテンのような滝が光を浴びていて神秘的だった。
16日はクタ周辺を散策、クタビーチにはパラソルが並んでサーファーする人や日光浴する人が多くおりビーチ沿いの通りはショッピングモールやホテルやレストランが並んでいて大変賑やかだ。また今後の参考にいろいろなホテルを見学した。どのホテルにもプールがありホールもきれいに花で飾られていた。
17日はウブド方面を車で周遊した。バリ,ヒンヅー教のティルタエンプル寺院では万病に効くとされる聖水が湧き出る泉の濠ではバリ中から多くの人が来て沐浴し、お祈りを捧げ体を清め神秘的でした。
次にバリ島でも有数の美しい棚田で有名なテガララン・ライステラスを訪れました。
グリーンの棚田が拡がるビューポイントのレストランで棚田を眺めながらランチをとりました。カフェでは世界最高品種ルアックコーヒーを500円で試飲しました。日本では1杯5000円だそうです。この後民芸品を売る店が集まるウブド市場を散策しウブド王宮を見学しました。
その後ジンバランホテルに帰り海辺で獲りたての海鮮の夕食をとりビールで乾杯、大変美味しく幸福であった。
18日、ブレア港からスピードボートに乗りレンボガン島ツアーに行く。流れが速く波の荒い海でその中を20人乗りくらいのボートで猛スピードで波間を切って進む、振動が激しく海へ放り出されるような感覚で必死にイスの手すりにしがみつく。音もうるさいので話もできない。のんびりクルーズとは程遠い。
1時間余りでやっとレンボガン島に近づくが断崖に悪魔の涙と呼ばれる大波が打ち寄せているのが見える。島はマングローブ林に覆われている。
接岸しないでシュノーケリングポイントでボートが止まりシュノーケルタイムとなる。私は船酔いで気分が悪くシュノーケリングはやめたが数人はシュノーケリングをやっていたが綺麗な魚が泳いでいたそうです。この後、上陸し浜で寝そべったりイエローブリッジを渡ったりブラブラ散歩をして過ごした。ヌーディストのような若い男女がいたがビキニパンツのみでも平気な様子で日光浴をしていた。帰りも猛スピードのボートで命がけの気分で帰ったツアーだった。選んだツアーが悪かったのか離島の楽園とは程遠かった。
19日はバリ南部のバドウン半島西端にある岬の突端は75mの断崖でその上に建つウルワツ寺院へ行った。雄大な夕陽を見るビューポイントとして有名で寺院のシルエットが美しい。また夕刻時に寺院を望む円形劇場で定期的にケチャダンスの公演が行われているのを観劇した。
いっさい楽器を使わず輪になった数十人の男声だけでケチャケチャと叫び独特のリズムを刻み身振り手振りで一糸乱れぬパフォーマンスが行われた。
そこに舞踏団が登場しヒンズー教の創世神話の一部が踊り手により演じられた。最後にファイヤーダンスになり男達が次第にトランス状態になり燃える火の上を歩くパーフォーマンスで盛り上がった。夕日が沈む中、ダイナミックなバリ舞踊を見れ独特の気分を味わい大変素晴らしかった。(写真 ケチャダンス)
20日、GWKカルチャーパーク(ガルーダ ヴィシュヌ クンチャナ 公園)へ行きました。
劇場やレストランなどがある広大な公園でメインシンボルはガルーダヴィシュヌクンチャナ像で高さ121m重さ4千トンの世界3番目に高い銅像が聳えています。デザインはラーマーヤナに登場するヒンズー教の神ヴィシュヌが翼を広げた神鳥ガルーダに乗る姿が造られています。
ジンバランを散策しアヤナリゾートという素晴らしいホテルを見学したりした。
最後の夜はラグビーの南アフリカ戦があるということでクタまで行き同じスポーツバーで大型テレビで見、日本を応援した。残念ながら敗れたが日本の健闘は今後のラグビーに期待を抱かせ乾杯し今回の旅行は終わりました。