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Go Toトラベルと地域共通クーポンを利用しての旅行  正木伸治記

随筆/雑記

10月4日〜7日までGo Toトラベルと地域共通クーポンを利用して丹後半島、天の橋立、三方五湖、永平寺、東尋坊、兼六園をドライブ旅行しました。

観光地の紹介は、ごく一般的な観光地ですので詳細は紹介致しませんが、Go TOトラベルと地域共通クーポンを使ったことの体験を書きます。

まず、Go Toトラベルについてこれを使うのは、今回で2度目です。

基本的には消費税込みの宿泊料の35%を国が補助してくれる仕組みです。宿泊料が10000円であれば消費税込みの11000円に対して35%を補助してくれますので支払いは7150円となります。申請の仕方ですが、当初は結構煩雑で事後申請かと思っていましたが、今回は旅行予約サイトの「楽天トラベル」を使って予約したところ、手順通りに進めていくと、いとも簡単に出来ました。申請などする必要もなく、補助金適用後の金額での決済となりました。すべて旅行予約会社が手続きをしてくれるようです。楽天トラベル以外の他の旅行予約サイトでも、同じように出来ると思います。

旅行予約サイトを利用せずに直接旅館などに予約した場合は、どのようになるかは確認しておりませんが、想像するに、たぶん事後申請になると思われ煩雑な手続きが必要かもしれません。パソコンやスマホを使える人は、ネットでの旅行予約サイトからの予約をお勧めします。

次に地域共通クーポンの使い方ですが、今回初めて利用しました。

旅行予約サイトからの予約に付随してくるもので、あえて別途申請する必要はありません。補助額は、消費税込みの宿泊料の15%で計算は1000円未満は四捨五入で1000円単位の補助となります。ただ、Go Toトラベルと違うのは、クーポンの取得が予約した宿泊先にチェックイン後の取得となります。宿泊日当日の15時以降にQRコードが送られてきて(旅行予約サイトによって方法は異なると思いますが、楽天トラベルの場合は、楽天トラベルからのメールかスマホアプリに送られてきました。)、そのQRコードを宿泊先で読み込んで貰い、紙のクーポン券を取得出来ました。(今回の場合は、QRコードを読み込んで貰う前に旅館の方で、すでにクーポンの用意が出来ており、何もせずともすぐに受け取りました。)しかし、旅行予約サイトによって紙のクーポンではなく電子クーポンの場合もあります。今回は、JTBで予約した旅館もありましたので、JTBは電子クーポンとなりました。取得の仕方は、JTBからメールが送られてきて、それに旅行会社等IDや予約ナンバーが書かれており、それを電子クーポン取得サイトに飛び(国土交通省のサイト)、表示された表に旅行会社等IDと予約ナンバーをインプットすると取得出来ます。ただ、これは予約した人のスマホに入りますので、複数人で一括予約の宿泊であれば、紙のクーポンのように分けることが出来ません。(分割の方法もあるかもしれませんが、今回は試していません。)紙であれば公平に分けることが出来ますが、この電子クーポンは、それが出来ないので使い方が面倒なことになってしまいます。今回は、出来るだけ公平になるように使ったものの公平性ということでは完璧にはいきません。

使い方は、有効期間が宿泊日と翌日の2日間、地域は宿泊先の近隣地域に限定、使用金額は1000円単位でお釣りは出ません。(例えば、1200円の買物をした場合、クーポン1000円と200円は現金で支払えばロスは出ません。もちろん、2000円のクーポンを渡しても良いですが、800円が無駄になってしまいます。)

紙クーポンは、お札と同じように使えますが、電子クーポンは、極めて面倒な操作が必要です。スマホで電子クーポン残高ページを表示させて、使う金額をタップし、表示された店の名前をタップするというように数ステップの操作が必要です。しかも、残高表示ページをすぐに表示できるようにブックマークに登録しておく必要があります。まあ、慣れということもありますが、スマホを比較的楽に操作できる僕でも一苦労でした。紙のクーポンをリクエストが可能なら、そうしてもらうことがベストです。

今回は、1円もロスも出すことなくすべて使い切りました。3日間の宿泊分で8000円の地域共通クーポンが取得出来ました。小遣いを8000円貰ったのと同じです。

結局GO TOトラベル キャンペーン全体での補助額は、今回は約25000円でした。このGO TOトラベル キャンペーン施策についての賛否両論はあるものの、僕自身の考え方としては、大賛成です。国の借金が1000兆円もあるので無駄遣いであるとの意見をお持ちの人もいると思いますが、それは家計簿的な考えであり、国の会計は家計とは全く異なります。MMT理論で国債を発行すれば済む話です。(ただし、国債の発行は、目安としてインフレ率が2%になるまでで、無限に発行出来るものではありません。現在の日本は、デフレですので十分発行に余裕はあります。)自国通貨建ての国債で財政破綻することはありません。財務省のプロパガンでに騙されては駄目です。

話を元に戻しますが、観光地の閑散とした状況を見れば、僕自身今後も大いに旅行して観光地活性化に、自分も楽しみつつ協力しようと気持ちになっています。キャンペーンが終わるまで、大いに利用していこうと思っています。

次に今回のドライブ旅行の概要を記します。

日時  : 2020年10月4日(日)~7日(水) 3泊4日

コース :

1日目  余部鉄橋-琴引き浜-屏風岩-丹後松島-経ヶ岬-伊根町油屋別館宿泊

2日目  伊根町散策と伊根湾クルーズ-天橋立-三方五湖-玉川温泉 玉島荘宿泊

3日目  越前岬-大瀧神社-越前そばの里-永平寺-東尋坊-深谷温泉 元湯石屋宿泊

費用  : 約58000円

概要  :

4人で自家用車にてドライブ旅行。総走行距離 1200km。天気が怪しい日もあったものの概ね晴でした。帰ってから連日の雨で、我々の日ごろの行いの良さかな思ったりしました。(笑) 何らトラブルもなく、きれいな景色を見て、3日間ともに良い温泉に入り、朝昼晩と美味しい料理を食べて大満足でした。

**この原稿を書いた後で旅行予約サイトで予算の関係で補助率を変えるとの報道がありましたが、たぶん政府の方も動いて元の状態に復帰するものと考えられます。

関西支部 正木伸治

随筆/雑記

コメント

  1. 堀内 法子 より:

    この後から go to トラベルキャンペーンを利用したので、
    地域クーポンの電子と紙の違いが分かり、
    とても勉強になり助かりました。

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