ボヤキ通信43

43 第二次補正予算の予備費10兆円の行方

 コロナ関連の第二次補正予算が間もなく成立する。その中には10兆円という巨額な予備費が含まれている。これが本当にコロナ対策費に使われるとはとても思えない。勿論本来目的に使われる部分もあろうが可成りの部分は役人と政治家が一体となり、ハイエナのように予備費を食い尽くすに違いない。そもそも補正予算の財源は赤字国債、将来世代の借金である。金銭感覚も麻痺し億円単位が兆円単位に変化し恐ろしい限りだ。

 東日本大震災の復興予算が何に使われたか思い出して頂きたい。

○沖縄、北海道など全国の道路改修・新設 ○南極でのシーシェパード対策費  ○クールジャパンの推進 ○荒川税務署の改修 ○東京スカイツリー開業プレイベント 〇航空機購入費 ○米国での戦闘機訓練費 ○ODA ○小型衛星局

○全国各地の国立大学の改修費、復興被災地の大学へは46億円、389億円は被災地以外の大学 ○国会議事堂のシャンデリアのLED取替え ○内閣府の霞が関合同庁舎4号館の建て替え費用など全国の政府系庁舎のリフォーム費用 等々。

復興費用の財源は復興特別税で2039年まで我々が払い続けなければならない。

 役人の内部評価は国のためにどれだけ役立ったかではなく、どれだけ予算を取ってきたかである。理由などどのようにでも作文出来る。こうしたハイエナの中に10兆円を放り込むとどうなるか、こんな無責任が許されてよいのだろうか!    関西支部 神原克收