ボヤキ通信30

30 覚悟はあるか

「遅い(too late)」は今や国内外で日本の代名詞(名詞ではないが)となった。政策判断が遅い、給付金の支給が遅い、IC化が遅い、キャッシュレス化が遅い、民間企業でも意思決定が遅い等々である。特に今回の給付金の支給遅れに対し国民・マスコミ挙げて非難の大合唱である。

これを解決する切り札としてマイナンバーがある。多くの国で既にこれに類する制度が取り入れられている。日本は2015年にスタートしたが5年近く経っても15%しか普及していない。最大の問題は個人情報を知られたくないという「国民のエゴ」と政府の普及に対する「熱意不足」である。

政府がその気になれば健康保険証、運転免許証、納税、預金口座、各種証明書などにマイナンバーを義務付ければ2-3年で殆どの国民に普及する。

これを実行しようとすればマスコミ挙げて個人情報、個人情報保護の大合唱で実現を阻止する。政府もそれに怯んで横着を決め込む。

一方今回のような非常事態になると「遅い、遅い」の大合唱。

今後今回のような感染症、台風・地震・津波等の自然災害は必ず起こる。その時に備えてこの際マイナンバー制度の整備は急務である。

非常事態に備えるためある程度の私権制限・自由の制限・個人情報提供を容認するのか、それとも今まで同様「遅い」「膨大な事務経費」を甘受するのか国民・政府・マスコミの覚悟が問われている。

関西支部 神原克收

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