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高雄通信3

3 新型コロナウイルス騒動(その2)

台湾と比べ日本の新型コロナウイルス対策は大変手ぬるい、とお伝えした。昨晩(2/16)これを裏付ける事態が起きたのでご報告致します。
今回は約30名のメンバーで高雄に来ているが、コンドの確保が出来ず3組(6名)の方に後半の16日間だけ参加をお願いした。
3組の内1組は家族の反対で行けなくなったと一昨日(2/15)キャンセル連絡が入った。残り2組は2/21に台湾入りする予定で準備万端整えていた。
ところが昨晩我々の主たる受け入れ窓口である幼稚園の園長から電話があり、「参加者の健康面を考えると台湾に来るべきではない」と暗に
受け入れ拒否の意思表明があった。
今まで7年間に亘って大歓迎してくれ、今年も厳重な警戒体制ながら大歓迎をしてくれていた。更には今後もいくつかの行事を計画してくれ、
昨日昼そのスケジュール確認をしたばかりであった。それだけに電話を受け、瞬時には事の重要性が理解出来なかった。
電話を切って冷静に考え、仲間の世話役ともあらゆる状況判断・可能性・対応方法を検討した結果2組の夫婦に高雄に来ることを遠慮して
くれるよう申し入れた。幸い2組とも事の重要性に理解を示し高雄入りキャンセルを承諾してくれた。
幼稚園の責任者で子供を預かるという立場上、厳しい態度を取らざるを得ないのは判るが、それ以上に台湾から見ると日本の汚染度が相当
進んでいると見られ、日本の対応は大甘ということである。
観桜会、安倍総理のヤジ、森かけ問題等に明け暮れる間に日本の国際的評価がドンドン下がっていることを日本の為政者は理解しているの
だろうか?
※新規に来ることは拒否するが、既に来ている我々は今後も最大限歓迎するし、もし可能なら日本への帰国を延ばし台湾に留まるようにと
真剣に提案してくれている。

関西支部 神原克收

随筆/雑記

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